自分で考える創作論

アドリブ小説を公開する

「ハル先輩」という、僕のとても面白い退屈な日常に割り込んでくる「天災」の話。

ハル先輩をご紹介しよう。 僕のイカした遊びに付き合ってくれるイカれた存在だ。 僕の何がイカしてるって、とにかく面白いお話しを作るってこと。 魅力的な嘘八百や出鱈目や与太話を考え続けてるってこと。 ハル先輩は「自然」だ。 「ナチュラル」という...
自分で考える創作論

すごい文章を読めば感じる、見かけ以上の質量について。

言葉にできることと、できないことがある。 ちょっと前までは、うまく言葉にできないことにうまいこと枠組みを与えて伝えることができるのが文章の上手な人だと思ってたんだけど、最近は言葉にできないことは言葉にしないままに、その存在を伝えることができ...
発想と行動を記録する

語りと異常のはなし/語られる時点でちょっとおかしい

何となくの話だけど、それが良いことであれ悪いことであれ、「語られる時点で異常」というのはあると思う。 例えば「足の親指が痒い」というのは異常な状態ということで口に出すのは自然なことだけど、同じくらい「足の親指が痒くない」と口に出すのも異常事...
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自分で考える創作論

小説を書くときに忘れがちな、「みんな幸せ目指して行動する」という当たり前のこと。

『明日の幸せを科学する』っていう本を読んでいて、目から鱗が落ちた箇所があった。 明日の幸せを科学する posted with ヨメレバ ダニエル・ギルバート/熊谷淳子 早川書房 2013年12月 楽天ブックス Amazon Kindle す...
自分で考える創作論

自分の文体を獲得したい。「独特な文体」ってなんだろう?

自分の文体ってなんだろう? どうすればそういうものを獲得できるんだろう。 過去に 文体ってなに。どうやって磨くの。 という記事を書いたのだけど、まだ「文体って何だろう?」という疑問が拭えないというか、掴みどころのなさを解消できなくて、自分ら...
自分で考える創作論

『書きあぐねている人のための小説入門』は何度も読んだけど、保坂和志の小説を読んだことがない

僕が小説を書こうと思ったきっかけの本でもあり、実際書きあぐねる度にページをめくることになる『書きあぐねている人のための小説入門』を僕が気に入っている一番の理由は、多分作者の名前「カズシ」が僕と同じだからだ。 書きあぐねている人のための小説入...
自分で考える創作論

【重松清】『疾走』みたいな、疾走感のある文章を書きたい/人を走らせる文章について

「疾走感のある文章」という言葉を聞くことはあるけれど、この疾走感って文章の一体どこから生じるものなのでしょうか。 早口を演出すること、テンポよくコロコロと単語を置くこと、句読点の使い方で読むスピードを操作すること、それで文章に疾走感は生まれ...
好きな作品と雑談

ラーメンズの傑作コント『採集』から「怖さ」を学ぶ

ラーメンズが好きなのですが、特にお気に入りのコントは『採集』かもしれません。 かもしれません、と言うのは、コントと言いつつなんか噛めば噛むほど怖い話ですし、笑いたいときに見るもんじゃないからです。強いて言えば完成度の高さにニヤリとしたいとき...
自分で考える創作論

『白夜行』/創作意欲が湧く小説

好きで何度か繰り返し読んでる本の一つに東野圭吾さんの『白夜行』があります。あと僕これのドラマも好きで、少し前からコツコツHuluでドラマ見返してまして、昨日最終回見終わって、なんか書きたくなってブログ書いてるとこです。原作が好きだからドラマ...
自分で考える創作論

文体ってなに。どうやって磨くの。

「文体」って英語だとstyleです。 あの作家の文体が好きとか言うことはあると思うし、そう言うとなんだか「分かってる感」が出せるかもしれないけど、実際のところ文体の良し悪しなんてそんなになくて、完全な好みの問題だってことが、「スタイル」と言...
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