カラフルな人間関係/カラーで見る人間関係

目を凝らすとその人の纏っているオーラが見えるって訳じゃないけど、なんとなくどの人にもイメージカラーってあって、それを感じることはできる。

そしてそのイメージは多分、多くの人と共感できるものだと思います。

例えば知的で冷静な人であれば青っぽいイメージカラーが連想できるだろうし、活動的で声の大きい人であれば赤っぽいイメージカラーになるだろう。

むしろカラーの方にそれぞれ特定のイメージがあって、それを人に当てはめているのだと思うけど、なんにせよ、「色」が持つ情報量にはなかなかのものがあります。

じゃあ自分は何色なのかって考えたとき、たぶん一色ではないんじゃないかなと。

気分によっても変わるし、何より一緒にいる人によって変わる。

つまり、人間関係は色の組み合わせなのです、という話を書きます。

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相手によって変わる自分のカラー

あくまで僕の場合はなんだけど、一緒にいる人によって自分って違うなと思います。

どれくらい違うかっていうと、もう人格が変わってるんじゃないかってくらい違う。

一緒にいる人の年齢によっても違うし、性別によっても違う。

もちろん一緒にいる人がどんな印象なのかによっても、僕のカラーは変わっていくと思う。

そんなの当たり前だろって思う方もいるかもしれないけど、僕はこれが昔っから不思議でした。

どうしてこんなに自動的に、相手によって自分が変わるんだろう。

そして別の場面での自分を意識的に出そうとしても、目に見えない壁というかが目の前に出てくるような感じになって、急ブレーキがかかる。

相手によって、自分の出せる部分が厳密に決められているみたいです。

自分を捨て、人間関係を築く僕ら

人は個性ではなくカラーを持っていると考えると、僕が昔っから抱いていた疑問も少し解けていくようでした。

言ってしまえば個性なんて概念は掴みどころがなくて、あるようなないような分からないものですよね。

何してたってありふれてるし、何考えたって絶対誰かとかぶってる。個性的な顔立ちとか言われたらそれはもう褒められてすらいない。

僕らは一人ひとり紛れもなくオリジナルだけど、決してかけがえのない存在ではありません。

確固とした自分なんて実は全然いない。

だって、一緒にいる人によって自分はコロコロと色を変えて、その場にもっとも似合う自分になろうとするから。

僕たちは普通、簡単に自分を捨て、人間関係の中ではうまくバランスを取ろうとする生き物なんじゃないかって思った。それゆえに社会的な動物と呼ばれるのではないか。

どうやってバランスをとるのかというと、それが色味で考えたときのバランスなのです。

人間関係をコーディネートして、デザインする

まるで今日着ていく服を決めるときみたいに、シャツがこの色だからパンツはこの色にしようとか当たり前に、ほぼ無意識に考えるように、相手の色に合わせて僕たちは自分を変えるんじゃないか。

誰かと相対するとき、既に自分は捨てていて、その場(人間関係)を無意識にコーディネートしてるんじゃないか。

ときにはその場の人の色味に合わせて同じ系統の色を演出してみたり、またときには相手の色とは反対の色にしてみたりして、その人間関係のバランスを取り、コントロールしようとする。

こういうのってペルソナって言うのかもしれないけど、それだと僕はあんまりピンと来なくて、なんとなく殺伐とした印象になってしまうから、人間関係はカラーで決めるんだと思いたい。

だってその場の人間関係に合わせて自分に仮面をかぶせて振る舞うと言うと、いかにも鬱屈していたり隠ぺいしていたり取り繕っていたりする感じが強いではないですか。人間関係なんて煩わしいばっかりってなってしまう。

だからそんなつもりでみんな自分を変えている訳ではなくて、あくまでカラフルな人間関係を望んでいるんじゃないかなと僕は思うのです。

センスの良い人間関係というか、その人間関係の中にいて気持ちの良いようにバランスをとる。

そういうデザインの意味を込めて、自分の色を変えたりする。

色彩豊かな人間関係

面白いのは、それをみんながみんなしているということです。

多分自分が自分のカラーを変えているように、相手も少なからず素の自分じゃないカラーを出している。それぞれがカラーバランスを整える努力をしていて、それぞれがそういう意味で役割を負っている。

もちろん、自分の基本色からかけ離れたカラーを演じるのはつらいから、一緒にいて楽な人間関係と疲れる人間関係があるのだと思う。こんなの自分じゃねって場合もあるでしょう。

だから、どこでも自分を変える必要のない人は楽なのかもしれません。

自分のことが知られていて、あの人はああいう人っていう共通の理解がある人々の前では、少なくとも自分を変える必要はなくて、相手が自分に合わせてくれるのを待つことができる。

そんなとき、自分は個性を認められていると感じるのだろうし、そういう余裕から楽しい人間関係を築けていると考えるのでしょう。

まあだから先に自分の濃いカラーを発揮して相手に合わさせるという方が楽なのかもしれないけど、そういう強引さが苦手な人もいるし難しいところですよね。自分がよければいいのかって。

いずれにせよ、めちゃくちゃ煩わしいには違いないけど、人の世には色彩があるのだと僕は思っています。

「嵐」のメンバーカラーと役割が、完璧な「表現」のバランスを生み出している

カラフルな人間関係/カラーで見る人間関係(完)

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