人に話を聞くのはどれくらい難しく、どれくらい簡単なのか

水曜は自分のまちの歴史やら文化やらを研究した上で小説を仕上げるまでをコンテンツにする日です。

色々調べているうちに町のことを知りたいのか北海道の文化歴史を知りたいのか分かんなくなってきちゃったけど、多分ほとんどのことに興味はなく、僕は「じいちゃんが子どもの頃どんなこと考えてたのかなー」くらいのことをただ考えたいのだと思います。

ルーツを知りたいとかそういうのとも微妙に違う気がするし、自分の町を舞台にした何かを作って故郷をPRしたいのとも違う。

うまく説明できないんだけど、ある目的があってそのために町のことを調べてるというより、この一連のあーだこーだが大事で、たぶんそれは僕の文章になるだろうという予感を持ってやっているという言い方が一番近い気がします。

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簡単なのか難しいのか分からない取材依頼

人に話を聞くって簡単だなとも思うし、難しいなとも思います。

それは「話を聞くまでの手続き」という段階でもそうだし、「どんな話を聞くか」という段階でもそう。

簡単だなとも思うし、難しいなとも思う。

例えばインタビュー記事とかってWEB業界ではすごくたくさんあると思うけど、あれは人に話を聞いてコンテンツにしてますよね。

どれくらいきちっとしたものなのかにもよるけど、人に話を聞くのだからある程度の取材依頼みたいなことはするはずです。

例えば個人ブログなんかだと、取材依頼って言ったって「へーこの話面白いから今度記事にして良い?あ、でも今度もうちょっと詳しく聞かせて」みたいな思いつき感覚パターンだってあるだろう。

しっかりブロガーですという人であれば、相手にもよるだろうけどビジネスライクに取材依頼をするのでしょう。新聞記者とか雑誌記者とかならなおさら。

僕も今まで文章にするしないに関わらず「人に話を聞く」って少しはして来たけど、フランクに依頼するにしても、ビジネスライクに依頼するにしてもそれなりに気を遣うから難しいし、意外に受け入れてくれるもので「こんな簡単なことなの?」と思うこともあって、難易度高いのか低いのかよく分からないです。

あと文章にしちゃってから「あ、これ言っといた方が良かったかな?」とか「書いたは書いたけど仕事って訳じゃないしな」みたいなこともいっぱいあって、こんな趣味で書いたもの報告してなんか読んで感想言わなきゃならないみたいな感じになるのも申し訳ないなとか葛藤もあって難しいってこともある。

身内に話聞くって難しいぜ。それに色々問題があって

では僕が個人的にやってる、自分の町の過去(祖父の子供時代)をテーマにした小説のための取材ならどうでしょう。

これだって人に話を聞く必要がある以上取材依頼みたいなことをすることになるんだけど、相手は自分の祖母だったりする場合、その難易度はより易しいのか難しいのか分からなくなります。

今までに数回トライしてるんだけど、まあ身内だし、このような趣旨でお話しを聞かせていただきたくって感じにはもちろんならないし、そもそも取材ってよりただお話しを聞きたいだけで、本来何らかの目的を持ってキリハリの材料にするって行為が無粋にも感じる。

それでも知りたいことを知るために積極性を持って(つまり何らかの目的を持って)話を聞かなきゃならないんだけど、あらかじめ「こういう筋で書くからこういう話が必要だな」っていう感じで話を聞くのとは違い、いくつもの雑多な断片から立ち上る、何か掴みどころのあるものを探してるから、話を聞くまで何が文章になるか分からない感じがある。

そういう意味で話を引き出す能力が乏しいと感じる上、お年寄りにはよくあることだと思うけど同じ話をめっちゃする。

あと時間軸が一瞬にして10年単位でずれたりする。

しかも登場人物が多すぎる上、「○○のおばさん」とか「○○ちゃん」みたいな、呼び方から年齢や関係が推測しにくい人がめっちゃ出てくるから、「待ってその人はばあちゃんの何?」ってことがすごいある。

話を聞くのは簡単なんです。でもやたらに難しい。

素敵な予定の立て方

さてグチグチ言ってても仕方ないのでまた黙って話を聞くなり資料を読むなりしなくちゃならんのですが、先週の記事でちょっと書いた「まなべーる」で「○○さんに話聞いてきたらどう?」みたいなアシストをしてくれたのでこっそり当てにしてます。

「あーでも○○さんお忙しいかも。」

なんでも活発な方らしく、奥さんとゲートボールしたりなんだり、あまり家にいないかもしれない、とか。

「雨の日に行けば会えるんじゃない?雨の日に行ってみなよ」

なんかうまく言えないけどやたら素敵な予定の立て方な気がして、「取材」とか「依頼」とか息まいてるのがなんかちょっと恥ずかしいような感覚になったりして。

人に話を聞くのはどれくらい難しく、どれくらい簡単なのか(完)

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