去年から撮りたいと思っていた幌加内町のそば畑の満開の景色。
あわよくばドローンで、鳥の視点でこのそばの花花花の絶景を遠くまで眺められないものだろうかと思っていた念願が、縁に恵まれて叶うことになり、こないだトコトコ撮影してきました。
極度の方向音痴であり「土地勘」という言葉が吾輩の辞書にない僕は何度か訪れたことのあるはずの幌加内町へ行くのにやたら時間がかかり、道中焦る焦る。
全然知らない町に着いたらどうしようと思いながら走っていれば、そのうちたくさんのそば畑が車窓の左右を流れはじめてホッとする。
無風の夕暮れに、なだらかな丘に這うように、山間に隠れるように、小さくてかわいいそばの花が敷き詰められている。
間違いなく、そばの町である。
お気に入りの写真を数枚載せておきたいと思います。
そばの花 ギャラリー
ちょっとだけ劇的に現像したそば畑の空撮写真。奥へ奥へそば畑が続いているのが見える。
小さくて白いそばの花が、これくらいの角度からみると独特なザラついた質感の緑を作ります。
夕暮れどき、森の影が落ちるそば畑
可愛いそばの花。日が落ちる間近、弱い光に背景のオレンジと紫が混ざって花が青白く見える。
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毎回思うんだけど、後から写真もっと撮っておけば良かったって思います。
帰り道に考えた。
月光に照らされたそばの花はきれいなんじゃないだろうか。
嵐に耐え忍ぶそばの花は健気で素敵なのではないか。
早朝の朝露が滴る花弁はどう見えるだろう。
欲が欲を呼び、撮りたい写真が増えていきます。
またお邪魔します幌加内町。
そばの花の上を飛ぶ。幌加内町のそば畑を撮影してきたよ。(完)
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