創作過程を面白く見せるためにはどうすれば良いか。作り終えることが何より大事。

水曜は自分の町の文化、風俗、歴史をもとに、小説を書きあげるまでをコンテンツにする日です。

前回とかまでは「インプットを見せる」、なんて言ってたけど、なんかやっぱこのコンセプトつまんないですね今の段階では。創作過程を見せるって思った以上に難しい。

インタビューとか現地取材的なものなら、「インプットを見せる」というのは面白いかもしれません。

「インタビューを必ず成功させるマジックワード5つ」とか、すごいブログっぽいですよね。ただブログっぽいってだけで食傷気味な感じは否めないけど。

水曜の更新はもうちょっと模索が必要なようです。

ブログなんだから好きなことを書けば良いとは言っても、公開されるブログなんだから誰かの琴線には触れる何かが書きたいものです。欲がありますからね。「すげえ」とか、「ほう」とか思われたい。そのためにはどうするか。

創作過程をコンテンツにするにはどうしたら良いか。

メイキングを面白く感じさせるにはどうしたら良いか。

今日はちょっと脱線してこれを考えます。

スポンサーリンク
スポンサードリンク

創作過程が面白いのは何故だ

創作の過程を見せるという部分すら、他者を意識すると創作的になる、というのはでもちょっと面白いですよね。

本来創作なんて一人でこそこそしてればよくて、世の中みんな編集者とかじゃないんだから途中経過を知らせる義理なんかないし、教えてくれなくてもいいよってとこでしょう。

でもメイキングって面白いと個人的には思う。

ではメイキングが面白いって思うのはどうしてなんでしょう。

僕が好きなメイキング番組二つを引き合いに出して考えてみます。

「漫勉」

名作作家はひたすら描いてる

「漫勉」超面白いけど、あれは人気作家の作業風景や創作哲学に迫るから面白いのであって、実力の伴わない人の創作過程から得られるものなんてないだろうとも思う。

例えばプロの作家とかじゃない僕が小説を書きあげるまで見せるって言ったところで、誰も気にならないでしょう。

反面教師的な役割は果たせるかもしれないけれど、実力の伴わない人の何が悪いって、「やってない」だけなんですよね。

勉強してない、努力してない、手を動かしてない。これに尽きると言っても過言ではなくて、漫勉見てたらどの作家さんもこれ描くために生きてるんだみたいな気迫があります。

たくさんの名作があるけど作業風景見るとみんな違ってて、「正解なんてない」ということが分かる。創り出す人は「やることやってる」だけで、方法は「やり続けるため」のものでしかない。

漫勉はなぜ面白いのか

漫勉が面白いのはなぜか。

僕の感想でしかないけど2点あります。

ひとつは単純に「絵を上手に描ける人」の手を動かしてる姿や考えてる姿に見惚れるから。理屈じゃなく、人の何か作ってる場面は面白いです。料理とかだって見てると面白いですよね。僕厨房が見えるラーメン屋とかレストラン好きです。(じゃあ文章書いてるところも自分は書けないと思ってる人に見せたら面白いだろうか)

ふたつめは、「あの名作はこうやってできてたのか!」っていう種明かし的な部分。

漫画って何気なく一ページせいぜい長くて30秒くらいで見てるけど、作業風景見たらその残酷さが分かります。描くの4時間、見るの30秒て…。

でもその誰かの一瞬間のために全力を使うのがプロの作家さんなんだよなあ。

小林健太郎テレビ「[お題コント] ができるまで」

タネが分かってても面白い

小林賢太郎テレビってたまにNHKーBSプレミアムでやってるけど、毎回最後にお題コントって作ります。

僕はラーメンズのファンだからこの番組も面白く見てるんだけど、特にお題コントは楽しい。

そのコーナーはまずお題(「3D」とかワンワード)を貰うところに始まり、制作過程が放送され、そして最後に出来上がりを見せるという形。

「漫勉」はできたものが先にあって、「あれはああいう風にできてたのか!」だけど、「○○ができるまで」は先に作ってるところがオンエアされるから、何が出来上がるのかは作品を見る前から何となく分かってる。

言うなれば種明かしを先にされたマジックみたいな感じです。

ちなみに当ブログ金曜のコンテンツである「旧佐藤医院に謎を仕掛ける」というのは、小林健太郎さんの創作方法にかなり影響受けてやってます。言うのちょっと恥ずかしいけど。

「【お題コント】ができるまで」はどうして面白いのか

こちらも、考えてる姿、作ってる姿に見入ってしまうという共通点はあるけど、先に作品が見せられていないという相違点もあります。

結論を先に見せるか後に見せるかは「創作過程を面白く見せる」ということにかけてあまり関係がないということかもしれません。考えてみれば、漫勉も作品読んだことない作家さんのでも面白いもんな。

では「○○ができるまで」はどうして面白いのか。

ひとつは、小林健太郎さんの発想(アイディア)の段階で面白いから。

ふたつめは、タイムリミットや編集なしなどの制限があるから。

基本的に制作期間は3日で、3日目に編集なしでコントを披露するというひどい企画です。

限られた時間、限られた技術(編集できればできることは超増える)で、どこまで面白いものができるかという条件が共有されているから、それができるまでの過程も面白い。

創作過程を面白く見せるには結局どうすれば良いか

まとめると

①「やってる姿」はそれだけで見ものである

②作品を先に見せるか、後で見せるかはあまり関係がない

③アイディアそのものが面白ければ、できる前から面白い

④見る人に、条件や制限が伝わっている

の4点が抽出できます。もっとあるかもだけどとりあえず4点。

これを参考に今後は…さてどうしよう。

ただ間違いなく言えることは、「創作物」がなければ「創作過程」もないということ。

創作過程を先に見せるか後で見せるかは別としても、完成なくして過程はないのだから、作り終えることが何より大事なのです。

それができれば、創作過程をどう見せるかという答えは自ずと出てくるのではないかと思います。

スポンサーリンク
スポンサードリンク