個人が小説を売るために考えるべき、小説の周辺について

個人が小説を売るために考えるべき、小説の周辺とは大きく3つあると思います。

①誰が書くか

②どうやって書くか

③どこで書くか

現代ではコンテンツ消費よりもコンテンツ消費と言われて久しいですから、コンテンツの質もさることながら、コンテクストをどう盛り上げるかを考えることが重要、という話を前回の記事で書きました。

小説の周辺と言って分かると思いますが、小説がコンテンツだとしたら、周辺というのがコンテクストのこと。

つまり、そのコンテンツの質を担保する、コンテンツが生まれるまでの文脈です。

この、コンテンツの部分を充実させることができれば、個人が小説を売ることも可能なのではないかと考えています。

と言っても僕はまだKDPなどもしたことがないので予想の域を超えないのですが、長編小説のKDP出版をめざし、予習的にそんな話をしていこうと思います。

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自分でコンテクスト(文脈)を作らなきゃならない

出版不況で小説が売れないと言われはじめて久しいです。

認めたくない事実だけど、大手出版社のビジネスモデルが崩壊しつつあることは明らか。

本を売るということにコストがかかりすぎて、売らなきゃならない本の数が多すぎる。

帯の推薦文に力を入れたり、作家のアイデンティティに頼って話題を作り大量に売る、ということをしているから新刊への信頼がなくなっていく。

だから文壇が魅力的なコンテクストではなくなって、帯とか、そういう小手先の方法で無理やり盛り上げなければならない。

コストがあまりかからない個人出版の流れが来るとはずっと前から言われていましたよね。

本当にそうなんだと思います。

コンスタントに20万部売れなきゃ作家が続けられない、では小説文化は衰退していく。

でも月に一冊出して10万、20万と稼ぐスタイルでいけば作家として生きていける人の数は増えるかもしれない。

いやいや、それは無茶な額だ、と言うのであれば3万とか5万とかいう現金を稼げる手段にはなるかもしれない(これだってかなり楽観的な売り上げ金額だけど)。

しかしそれなら、これまで文壇という場?や出版社が持っていたコンテクストに頼れなくなる。

だから自分でコンテクストを作らなきゃならない。

小説の周辺を盛り上げることを考えなければならない

コンテクストとは「良いものを作る」という信頼が得られるような文脈です。

つまり、「小説(コンテンツ)」だけではなく、小説の周辺に力を入れなければならないということ。

周辺というのは、大きくわけて三つあると思います。

①誰が書くか

②どうやって書くか

③どこで書くか

この三つ(のいずれかでも)を人々に知ってもらう努力をすべきだよね、という話です。

①誰が書くか

作家はどこか神秘的な印象がありますよね。浮世離れした存在というか。

だけどそんなことを言ってられる時代ではなくなりました。

この人が書いた作品だから面白いに違いない、という風に、人が好きで作品を購入するというパターンも増えたはず。

個人的なファンを集めておくというのは、目指すと気恥ずかしいことですが、とても重要なことだと思います。

(とは言えネームバリューだけで最近小説書き始めましたみたいな人の小説売れるの正直シャクですよね笑 でもお金になるのならそれが正義だったりするのだからつらい)

 

②どうやって書くか

中には、作品の進捗を報告している方もいると思います。

今日は何枚書いたとか、

他にも、どんな道具を使って書いてるかとか、どんな風に取材をしているかとか、どんな時間に書くか、どんなお夜食を用意しているかとか、執筆に関する情報ってけっこう面白かったりしますよね。

僕は創作者同士で割とお互いを知りたいものなんじゃないかと思うし、①とかぶるけど、「創作する姿」が魅力的だったら作品を手に取ってみようと考える人も増えるのではないかと思います。

編集能力とか、魅せる能力が必要そうなので難しいけど、努力はしても良いかなと。

 

③どこで書くか

これ僕の中で二つの意味があります。

一つは、どこの投稿サイトに自分の作品を置くか。

もちろんいくつかのサイトを跨いでも良いですが、自分に合った場所というものを見つける努力も必要なのではないでしょうか。

自分の作品はこのサイトに合ってるんだ、と分かるだけでかなりの進捗ですよね。

もう一つは、②と被るのですが、執筆環境そのものを公開してしまうという手があると思います。

僕は「町がみんなで創作できる場所になったら良いな」と思いながらいろいろ発信しているということもあり、それなりに思い切って公開していくことをやっていこうと思ってます。

【小説家に会いたい】旧佐藤医院「みんなの書斎」コンセプト

ここがコンテクストの一部になることで、もしかしたら売りあぐねている個人出版作家さんの宣伝の場として機能することがあるかもしれない。

売ることに積極的にならなければならない

電子出版を個人で行う流れが来るとは言われつつ、いまいち盛り上がらないまま、という状況が続いていると思います。

実際には電子書籍を個人で出版して食っていけるという領域にまでいくのは相当難しい。

小説は、ただでさえ「必要なもの」ではありません。

どちらかと言えば娯楽に属するものですが、娯楽ならアニメ、漫画、ゲームなどなど、手軽に楽しめるものが多くある時代です。

かと言って芸術品かというと、小説は読まなければその良さが分かりませんし、電子出版を選んだ時点で書籍というモノ的な魅力はほとんどゼロになっています。

小説を売るというのは本当に難しいことだと思います。

だからこそ、良いものを書けば良いのだ、だけではなく、周辺を耕して耕して、その中心に実るコンテンツ(小説)をつい手に取りたくなるような状況を作らなきゃならない、んだよなーと思って今日の記事を書きました。

いろいろ試してやってみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

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