田舎まちのイベントとコンセプトについて/災害のタイミング

今週の日曜(2014/12/21)に、朝日町の商工会によるイベントが催されます。

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いつか「やる理由、やらない理由。」っていう記事の中でご紹介した佐藤医院も、当日は休憩所として開放するらしいです。

今回のイベントのコンセプト、と呼ぶのが相応しいのかどうかは分かりませんが、シャッター街復活イベントと銘打って、昔のにぎわいを取り戻すためのお試し再現デーみたいな感じなのでしょう。

昭和50年当時、それでも決して大きな町だったという訳ではなかったようですが、今とはにぎわい方が違った。

目抜き通りには店舗が連なって、人は夜まで飲み歩いて外は騒がしかったなんて話しを聞きます。

僕が小さかった頃、15、6年前と今を比べても、朝日町は急に寂しくなったなという感じがします。

僕が小学生当時、朝日町にはどんなお店があったかなと思い返してみると、スライムボールとかミニ四駆とか買ったお店とか、思い出します。

そこではガムも買ったし、ノートとかも売ってた。文房具屋さんなのか駄菓子屋さんなのかおもちゃ屋さんなのか今考えると分からないけどよく遊びに行ってた。うつぎはらさんってお店。

例えばエグチさんは美味しいケーキ屋さんでした。
あんどん祭りとかおみこしのお祭りの日は、エグチさんのパンを食べた気がする。ソーセージパン。暑い日はソフトクリームを食べるところだった。

昔の話しだし記憶違いとかあるかもしれない。それに上記したお店はほんの一例。ただ十数年前のことをちょっと思い出しても、朝日町は今よりずっとにぎやかだったという話しです。

こうして誰もが簡単にブログを楽しめる現代でも、当時の賑やかさとか、雑然としたお店の面白さとか、もちろん味やなにかもレポートできない、伝えようがないというのは非常に寂しいことです。

若い僕でさえ昔の朝日はもっとにぎやかだったって思うのだから、ピークの時代を知っている人はもっと言うに尽くせない記憶がたくさんあるのでしょう。

単純に僕の50倍くらい、朝日は昔賑やかだったって思ってるのだと思います。

シャッター街復活イベントのコンセプトと言うのは、もちろんこれからの発展を願ってという意味もあるのだろうけど、きっとそれぞれが当時の思い出を掘り返しに行く日というものなのかなと思います。

もしくは昔は賑やかだったって言う記憶の確かさを確認する日。

色々な店舗が協力しあい、いつもとは違うサービスも運営されるようですが、そういう意味ではお客さんのためというよりは町民のため、もっと言うと昭和50年当時の記憶を持っている人が楽しめるイベントになるのかもしれないと思います。

僕は実体より記憶の方が大事だって思います。

君は景色/田舎への移住を呼びかけるわけ」って記事にそんなこと書いたような。

もちろんピークで賑やかだった頃の再現なんて一日では絶対に出来ないけど、このイベントをきっかけに町のお年寄りがここには何があったとか、当時はどうだったって話に花を咲かせる触媒になるのだとしたら、良いイベントになるのではないかなと思います。

佐藤医院は、そうやってお仲間で昔のことを語り合える場所として利用されたら良いなと思います。

♦♦♦

そんな訳で、日曜に人が入れないようでは困るという話しです。

ご存じの通り爆弾低気圧が来て、なかなかの積雪量になりましたから、病院の前除雪しておいてねって母に言われました。

そりゃそうだ前日に慌てて除雪したってそんな簡単に終わらないもの。こまめに除雪しておかなきゃね!

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でコレ。

まあーー2時間くらいかかるかな!
ガンガン行こうぜです。

雪も軽いし余裕だ。
サクサクッ…
それにしても選挙に重ならなくてよかったよねあの台風みたいなやつ。
北海道の投票率すごいことになってたとこだ。
サクサク…

なにより商工会のイベントに重ならなくて良かったよ。
チャンス一日しかないのにあの雪じゃ誰も出てこないよ。

なんて考えながらの作業です。
ガンガン行ってるつもりだけど思ったより動かない体。
雪かきシャベルもなんかパキパキ言ってるし。

急きょ「日が暮れるまでに終わればいいな」に作戦変更です。

そんな感じで除雪はじめて間もなく、つまり嫌になってきて間もなく、商工会の青年部のお兄さんが来てくれて「あとで機械で表ザーッとやってあげるよ」って言ってくれて神と見間違えた。

それで、母にそういうことになったって報告したらなんか何でもないリアクション。

前日には機械入ることになってたらしいです。でも何もしない訳にいかないでしょって。

それ先に言ってくれよ。こっちは(作戦変更後はだけど)半日潰すつもりだったんだ!機械想定するのとしないのとでは変わるよね!作戦が!

神が割と早いタイミングで来てくれたから良かったけど、これ夜中に作業してたらと思うとゾッとするわと思いながら空仰いだらギョッとした。

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屋根から雪はみ出てる。

まあこのくらいであればそれほど危険ではないんだけど、やっぱり今回の大荒れの天気で事故に遭われた方もいると聞きますから軽視はできません。

すごいハンパにこっち側の雪のはみ出てるところだけサクサクと崩して帰宅です。

♦♦♦

今回の経験からは、本当にタイミングの重要さを感じました。

人間の営みなんて災害一つで台無しになってしまうのだから、本当に今回の大荒れの天気が週の半ばで良かった。

もちろん違う視点から見れば、例えばお仕事で電車使ったりする必要があった人から見れば最悪のタイミングだったかもしれないけれど…。

いずれにせよ災害一つに人は簡単に振り回されます。

自然の猛威というのは神様の領域です。

一方人の営みにもタイミングは重要。

今回僕がたまたま昼間に除雪開始したから良いものの、夜中にやってたらきっと完璧を追求してしまっていた訳で。

同じく機械でやってあげるって言ってくれたタイミングも、すごく早い段階でよかった。神かと思った。

災害って言うのは神様の所業かもしれないけれど、タイミングや立場によっては最悪にもなるし、この時期で良かったということにもなりえる。

捨てる神あれば拾う神ありってやつだろうか。

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