【暗いミュージアムの利用料金】~問題編~☆☆☆

旧佐藤医院」である夜、イベントがあったらしい。

聞くところによるとそのイベントが少し不思議で、利用料金は後払い、それも人によって支払う料金が違ったそうだ。

だけど全ての真相を聞けば納得。こういうイベントだからこういうシステムになったんだってはっきりわかった。

人によって違うと言っても、子ども料金と大人料金があるとかそういうことじゃない。

子どもでも大人より多く支払っている子がいたし、大人でも無料の人が少しだけどいたようだ。

だからって際限がないわけじゃなくて、最大に支払っても700円。

だけど700円を支払う人はいなかった。最大で600円だと言っていたかな。

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フェアな料金システム

このイベントにどれだけの参加料を払うかは自己申告制。

だから払いたくなければちょっと嘘をついて払わなくても良いんだけど、みんななぜかとても正直に払うべきお金の額を自己申告した。

その申告が正しいかどうかもはっきりと分かるシステムだったそうだ。

つまり、気持ちでちょっと多く支払うなんてことも、そりゃできなくはないけどする必要がない。多く支払おうとすることでちょっとズルい気持ちになったりする。

不思議なのが、多く支払った人ほど楽し気で、無料だった人は少し浮かない顔をしていたらしい、ということだ。普通反対だろ?

でも真相を聞くと、これはとてもフェアなシステムなんだ。

誰もが正直に自分が払うべきお金を申告し、高ければ高いほど嬉しそうにお金を払った。

どんな風に自己申告するかと言う話をもう少しだけ具体的にすると、一通り楽しみ終わるとすぐ紙切れが一枚渡されて、それを見ながら自分が払うべきお金の計算をする。これは小学生でもできる簡単な計算らしい。とにかくこの紙切れが重要だ。

結果的に無料でこのイベントに参加することになった人は少し浮かない顔をしていたけど、支払いは後だから、無料でサービスを受けようとしたばっかりに楽しめなかったという訳じゃない。

楽しめなかったから無料なんだ。

プラグ ライト

どんなイベントが行われたのだろう

どんなイベントだったのかが大事だ。

これはそれがどんなイベントだったかを当てるクイズだから、答えは言わない。

代わりにヒントを書いておく。

それは夜遅くに行われる。遅くといっても真夜中である必要はなくて、せいぜい8時か、9時くらいから。一人ないしは親子、とにかく小グループで参加する。

会場は旧佐藤医院全体だ。

どこを歩いても良いけど、特定の場所のブレーカーが落とされていて、頼りになるのは持参の、もしくは貸し出された懐中電灯だけ。

一組づつ順番に、順路の矢印に沿って歩き、10分程度置いて次の人がスタートする。

肝試しみたい?

そう、肝試しみたいな雰囲気だったそうだ。

確かに最初は少し怖い雰囲気もあったらしい。

だけどこのイベントは、正真正銘大人から子供まで楽しめて、高くお金を払った人が一番満足するような、とてもフェアなイベントだった。

最大のヒントを言えば、お化け屋敷じゃなくてあの日「旧佐藤医院」は、美術館だった。

さて、それがどんな美術品を飾ってあるイベントで、どうして参加料金に差が出たのか分かるだろうか。

ついでに、これは上の問題に応えれば必然的分かることだけど、支払う料金の自己申告をするために渡された紙には何が書いてあったのかが分かるだろうか。

解答編はこちら

【暗いミュージアムの利用料金】~問題編~☆☆☆(完)

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