だから、旅は自分探しだって思うんだ【長崎に行ってきたよ】

自分探しと言えば少々大げさに鼻を鳴らしてみせる人もいるかもしれないけど、旅は結局のところ自分探しだよなって思う。

自分探しが旅の目的だと言っているのではなくて、旅先にはなぜかいつも自分がいるということ。知らない自分でもなく、知ってる自分でもなく、そのちょうど中間くらいの自分がそこかしこにいる。

自我と無意識の区別がうまくつけられないのと同じように、分かり切っている自分と予想外の自分が旅先には必ずいる。

こないだ長崎に行ったんだけど、今回の旅でもそんなことを考えながら、主に長崎駅周辺を歩き回りました。

ついたのは夜。

泊まったのはここ。

長崎 宿分かりにくいですね。

Traveler's House on the ROUTE 部屋

ベッドルームはこんな感じ。こういう狭てく充実した空間大好きだ。

詳しい情報は公式サイトでどうぞ。

Traveler’s House on the ROUTE

駅から激ちかでキレイなゲストハウス。

宿泊費もリーズナブルだし旅の拠点としてとても便利なのでおススメです。

スポンサーリンク
スポンサードリンク

日本は縦に長いよね。

それにしても北海道から長崎。

とおい。

端から端みたいな感じだもんな。気温差に笑った。飛行機出た瞬間に「あつっ」って言った(帰ってきたときにはさむって言った)。

こっちでは旅先が暑いからと言って薄着をするにも限界があります。10月末に出かけたんだけど、なんせ僕の住むあたりではもう雪が降っていたのだ。

佐藤医院 庭 雪

これは10月23日の写真。僕が出かけたのは25日から。この時点でもう結構降ってる。

ちなみにここは旧佐藤医院のお庭です。綺麗ですよね。

だから気温差があると言っても日本はもう冬でしょ?って感覚を拭えなかった。

日本の縦の拡がりを舐めてた結果、長崎は思ったより暑くて、足元冷えるとアレだからって厚手の靴下持ってきてた自分を静かに責めた。

長崎ではずっと歩いていました(だから暑かったんだけど)。

初日は「とりあえず坂を登ろう」っていうすごい頭悪そうな目標を掲げて、ひたすら登れるところまで(体力が続く限り)登った。その次の日も、僕は歩いた。

こういう道とか。

長崎 路地

こういう道とか。

長崎 階段

こういう道を歩いた。

長崎 石畳

今回の最大の目的地であったグラバー園も、原爆資料館や平和公園も、ロープウェイ乗り場も意外に全部歩いて行ける距離にあると知った僕は、早々に公共交通機関を使わないことに決めました。足で行けないところは行かなくて良いや。

500円で一日市電?バス?乗れるチケットとかあったんだけど、だいたい長崎市内の中心付近でこことここに行こうと思った場所は歩いて行ける距離だったから、バスとか使ってすぐ着いちゃうのも味気ないなって思って。

一人旅と誰かと行く旅はどちらが楽しいか問題

足を棒にして歩くのが贅沢な旅だって僕は信じ込んでる節があって、ここが難しく複雑なところ。

正直一人旅ってあまり好きじゃないのです。

もともと引きこもり体質ってのもあって、誰かに手を引かれでもしない限り外に出ようってあんま思わない。

それでもここに行くと良いよと教えてくれたり、一緒にここに行こうと言ってくれる人がいるから僕は何だかんだあちこちに行けてるし、今回の長崎も勧めてもらえたから行けたのですが、僕はやっぱり一人旅となると出発前はわくわくというより神妙な顔をしていることが多い。

長崎 駅前

単純に寂しいし飛行機怖いってのもあるんだけど、僕は一人だとご飯もろくに食べないでバカみたいに歩いて、疲れまくって、瞑想的な境地に自分を追い込むみたいな修行めいた行動をとり勝ちだってのが一人旅がしんどい最大の理由です。

若干トリップの意味が変わってきちゃってるんじゃないのと。

いやそこまで頭クワンクワンになってる訳じゃないけど、一人旅のときは思考力が無くなって夜スッと寝れるくらいまでは疲れたいと思ってる。

RPGゲームでHPとかMPギリギリまで使ってから宿屋に行きたいみたいな気持ちがあるのは僕だけじゃないはず。そういう好みを実際の旅でも発揮しちゃう。

一人旅は好きじゃないと言いつつこういう旅の仕方ができるのは一人だから、これがなんだかんだ楽しいんだよなっていうジレンマがある。

だから、旅は自分さがしなんだよ

書くことを趣味にしていたり、仕事にしていたりする人は、二度の旅を楽しめると思う。

一度はまさに旅をしているその最中。そして、帰ってきてから一拍おいて、さてじゃああれとこれを書こうかなあって考えるのもまた贅沢。

何を書こう、どういうルートで、どんなところに行こう。

旅先に赴くにあたって立てる計画と、文章を書くときの計画は似ている。

でも少なからず、書くことが前提にあると、旅をしている途中から何を書こうかなと考えすぎてしまう節がある。

僕が書けることって何だろう。できれば僕にしか書けないことを書きたいな。誰かが読む価値のあるものを書いてみたいな。

そういうことを考えるのは楽しいことであると同時にとても苦しいことで、これだから一人旅っていうのは僕を神妙な顔にさせるのです。

長崎 坂の上の公園

坂をひたすらくねくね登って、この公園で座ってしまったら立ち上がるのが辛くて歳を感じた。

そういう風に歩いていると、これは僕に書けることだとか、これは僕の書きたいことじゃないなとかって選んで歩いていることが分かる。僕は今これを見て、こんなことを考えたとか、こんな風に感じたというのを自覚して、ちょっとメモを取る。

知らない土地、初めての土地。だけど僕はそこで必死に自分を探している。

歩き回っていると、あらゆる雑多な情報が、カテゴライズもファイリングもされないまま僕の中に溜まっていきます。

だから僕はさらに歩きたい気持ちになります。

歩いてるうちにこう、足の裏を通して脳をトントンと均されるような感じになって、くたくたに疲れると実はたいして何も思わなかったことは忘れてる。

眠ると多分もうちょっと整理されていて、書けるかもしれないなってことが出来上がっている。

それがどれくらいあるのかは数えがたいし、書き出してみるとやっぱり理想とはだいぶ変わってしまうんだけど、今週は長崎でのことを書いていこうと思います。

スポンサーリンク
スポンサードリンク