僕は小説をこういう風に書いた⑤設定を考える

我が家と朝日町の歴史を土台にした小説を作っています。

出発点と着地点中身のエピソードとテーマのようなものが何となく、本当に何となく決まって来たので、今日は設定を考えます。

時代、登場人物の数、登場人物の性格、それぞれの個人的な事情などなど、考え出したらキリがないのでかなり適当にだけど、考えておきます。

時代はまず、朝日町において林業がもっとも盛んになっていた時期にしようと思いますので、人口がもっとも多かった昭和35年前後に設定します。

この林業が盛んな時代、鉄工所も併せて多忙でした。町は賑やかで、毎夜飲み歩く営林署職員の声、ときにはケンカの声などが聞こえていたようです。

さてこの頃、我が家には僕の伯母に当たる子が生まれていますが、この辺の設定を少し変えたいと思います。そもそもとても書きにくいのであまり現存する家族をモデルに書きたくないのですよね。

この辺りの設定を大幅に変えたい。架空の人物として、12,3歳(もう少し上か?)の女の子とその親が家に住み着いているというようなものを考えました。大幅な嘘。

例えば親方の娘が妊娠中で帰ってきてて、その間娘も居候しているというような設定。問題はこれがどれだけ現実的なのかというところだけど、何とか辻褄を合わせていこうと思います。

こんな無理をする理由は女性の比率を少し上げたかったことと、物語を語る人物(祖母がその役割になるが、今生きているのでかなり書きにくい。本人ではないという設定に丸々変えるかもしれないが、それも難しい)に余裕を持たせるためです。

語り手は観察者となり、物語の進行をしなければならない。視点をある程度自由にしたいので、聞いたところによると子どもが生まれるまでろくに家から出る暇がないほど忙しかったらしいので、その点は何とか変更して自由度を上げたい。

内から見た景色、外から見た景色を語れる人物にするには、それなりのエピソードや設定が必要である。

少し時代がズレるけれど、昭和40年から子どものクラスのお母さん方で作っていた同人誌?クラス誌のようなものがあって、それは今コミュニティスペースとなっている旧佐藤医院で奥さんたちが集まって印刷していたらしいです。

このエピソードは良い。家庭内の問題や悩みを持ち込む場所になるし、「書くこと」を探しているという人物上の設定は観察者として働ける。この同人誌を作るのは暇や建前が必要なので、それを何とか作っていく。ストーリーを作る上での方針がこういう風に出来上がっていきます。

このように設定を作っていくことで、工場で起こったことを客観的に見て、伝えるというストーリー上の分かりやすさを作ることができます。

この要領で、弟子のそれぞれ、居候している姉とその子どもの性格や抱える事情なども作っていきます。

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