なぜあの人には話が伝わらないのか/共感を示さない男性脳

男性脳ついて書いてみようと思います。

脳科学に基づいてとか言う話ではなく、あくまで「話しが伝わらない!この人には壁がある!」と感じるときの諸悪の根源は「男性脳」だという独断に基づいて愚痴を吐く記事です。

独断です。血液型診断みたいなものです。

男性脳というのも便宜的なものですし、感情的なものです。

また、これはあくまで「男性脳」の話であって、「男性」の話ではありません。

この点にご注意いただければと思います。

※「話が聞かない」というよりも「共感しない」と言った方が良いのでは、というコメントをいただきました。

確かに、ここで僕が愚痴を吐きたいのは「共感してくれない」とイライラするよね、ということであります。

また、話してるこっちが気持ちよくなるような話の聞き方(つまり共感や同調)を示せない態度にイライラするよね、という共感を求める記事でもあります。

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話を聞かないと思われる脳

誰かと一定以上の新密度で関わると、どこかで必ず衝突します。

衝突の理由はいろいろあるでしょうが、その理由の一つに脳みその使い方、考え方がそれぞれ全然違うというのがあるでしょう。

『話を聞かない男、地図が読めない女』という本が話題になったことがありますが、このタイトル通り一般的に男性は話を聞かないというイメージはやはりあります。

話を聞かない男、地図が読めない女―男脳・女脳が「謎」を解く

なんでそう思われるのでしょうか。

多分男性脳にしてみれば、話は聞いてるって!と言うのでしょう。

しかし、僕も男性的な脳みそに偏っている人は人の話しを聞かないと思う。

話を聞くというのはただ音声を耳に入れるということではありません。こちらは意味のある「情報」を伝えているのですから、そこに「理解」がなければ聞いたことにはなりません。

じゃあ、どうして「理解」してないという風に思われてしまうのでしょうか。

それは男性脳が「共感や同調」よりも、解決を目指してしまうからなのではないかと思います。

会話には「謎」、「問題」があるのが分からない脳

注意して自分達の会話を分析してみて欲しいのですが、あらゆる会話には「問題」が隠されています。

言い換えれば「謎」があるのです。

つまり、コミュニケーションには必ず「目的」がある。

しかし男性脳が比較的ストレートで、会話の目的が分かりやすいのに対して、女性脳はその目的が分かりにくかったりします。

例えば、「休みの予定を立てるとき」や「晩御飯に何を食べるか決めるとき」などには男女の間では喧嘩が起こることが多いようです。きっと誰もが心当たりあるのではないでしょうか。

今度の休みどこに行く?

仮に、「今度の休みどこに行く?」と男性的な脳に偏った人が問えば、それは今度の休みどこに行くかを聞いています。今度の休みの予定を立てるという問題を解決しとうとしているのです。

しかし、女性脳に偏った人が「今度の休みどこに行く?」と問えば、それは「今度の休みはどこに行くのかという問題について話し合う時間についてどう思う?」という程度のクッションがあるのではないでしょうか。

この質問に対して、「どこでも良い」とか「お前の行きたいとこにしよう」なんて言うとどうでしょう。

女性脳にとっては、「どうでも良い」「あまり時間をかけたくないから決めておいてくれ(どうでも良い)」と聞こえます。

だから「もっと真剣に考えてよ」と言うと、この男性は「じゃあ○○にでもいこうか」と言う返答をするのではないか。決定権を委ねられたので、バシッと行先を決めるべきだと考えるからかもしれません。

女性は無理を要求しているワケでもないし、男性が悪いことをしているワケでもないけれど、なぜか険悪になってしまう。少々激しやすい女性なら、「もういい!勝手にいけば!」となるかも。

なぜ食い違い、お互いの気持ちが伝わらないのか

なぜこうなるのでしょうか。

問題が伝わらないからです。自分は問題を解決する人間なんだという自覚がありません。ここに、共感や同調の欠如を感じるのではないでしょうか。

女性脳にとってはそこが不満なのに、男性脳にとってみればどうしていいか分からないということになるらしいです。

いやいや、男性はきちんと解決しようとしてるじゃないか!と思われるかもしれませんが、ここで問題になるのはどこに行くかではなく、どこに行くかを考える時間の充実なのです。 

それが伝わらないと女性脳はモヤモヤするし、男性脳は正解はどこに?という気持ちになる。

いっそクイズだったら分かりやすいでしょうか。 難しいなぞなぞを出して、あまりに難しいからそれが三択だったとして、でもよく出来た問題だから考える価値はある。そういうものがあると思ってください。

それをろくに考えもしないで③番!とか言われたら腹立つでしょう。

当たりゃ良いってもんじゃないんだよ、という話です。

問題は共感や理解をするのではなく、解決するものだと考える脳

例えば、職場の人間関係の愚痴や何かの話しを聞くのは、男性脳は苦手なようです。

セクハラとかいじめとか給与の不満(残業代でないとか)と言った「明らかな問題」であれば、こうすれば解決という道筋が見えるのでまだ良いのですが、現実には誰か人に労力を割いてもらってまで解決する必要のないことの方が多いですよね。

先輩がなんとなく意地悪で~とか、仕事できない同僚がいて~とかそういう、いわゆるただの愚痴みたいな、上司に言えば解決とかこういう風に対応すればうまく行くとかって話ではありません。

ずーっと言われ続けてきたことだと思いますが、解決が欲しい訳ではない、ただ共感して欲しいということの方が僕ら人間の話題には多いのですが、男性脳は「問題があれば解決すれば良い」というロボットに近い考え方ですので融通が利きません。

この点が女性脳は非常にイライラします。 いっそロボットなら許せるのですが、なんせ人間ですので、解決法がないからって頭が働いていない様子を見るとイライラする。

示してほしいのは共感であり、やはり問題を共に考える時間にこそ期待しているのではないでしょうか。

※男性の話ではありません

ここまでのお話は、僕の偏見に基づくものであり、かつ大体どこかで読んだ男女の脳の特徴に当てはまる経験を思い出しながら書いたものです。

僕はこんなときにイライラするよということがいくつかあって、またイライラしている人を見たことがあって、そのほとんどはこれまでに書いたような男性脳の特徴が色濃く出たときに感じることだよねという話。

繰り返しになりますが、僕は男性と女性の話しをしている訳ではないということです。

誰でも男性的な脳と、女性的な脳を持っているのではないでしょうか。一般的に男性脳とかって言うのは「左脳主導型の思考」を俗な言い方にしたものなのかもしれません。

しかし、男性脳は女性と違って脳梁が貧弱で、頭の左右の接続が弱いと言われることもありますよね。だから結果的に「男性脳」=「左脳に偏った脳」ということになり、どちらかというと男性に見られがちな特徴だと言えそうです。

左脳だけでは行き詰る。男だけでは息詰まる。

男性脳の長所

一方的に男性脳をけなす形になったかもしれませんが、男性脳にも長所はあります。

文明的な社会において、無駄を省き、最短ルートで解答を出すという能力は必要だと思います。

目的の利益を得るためには、合理的で論理的で計算能力の高い脳が必要です。

そう考えれば、あらゆる保障で成り立っている、いわゆる社会のほとんどは男性で構成されているという状況も頷けるのです。

昨今では女性の社会進出も目覚ましいものがあるようですが、印象としては、やはり男性的な能力を持った女性が活躍できるというような感じがします。

つまり女性が女性的なまま受け入れられるのではなく、女性でも男性的な能力を有していれば受け入れられるという程度のことで、本質的には社会構造は変わっていないのかなと思います。

今後は、どんどん女性が女性的なままでその能力を発揮し、価値が生まれるような状況になっていくのではと思います。つまり、人の話を聞かないということが大きなリスクになる日が来ると思うのです。

しかし、合理的なことであれば男性脳はそのスキルを身に付けられるはず。合理的に考えて必要なものは手に入れるのが男性脳なのではないでしょうか。

誰かに与えられる「主人公」という役割について/女性社会の本質

なぜあの人には話が伝わらないのか/男性脳の特徴(完)

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コメント

  1. Y.Kato より:

    人の話を聞かないと言うより、人の話に共感しないと言った方が良いんじゃないかと。

    あ、それ。分かる。やっぱりそうだよねー。

    こうやって共感する事を、女性脳は「話を聞いてくれる」と捉え、男性脳は「話が盛り上がる」と捉える。飲み会などでは、男性脳の人たちも共感を欲していますし、乗って来ないと機嫌が悪くなります(女性脳と同じ)

    聞いてくれる聞いてくれないと言うより、状況と言葉の捉え方や使い方が違う気がしますね。

    • 塚田 和嗣 より:

      Y.katoさま
      記事を読んでいただきありがとうございます。
      「人の話を聞かないと言うより、人の話に共感しないと言った方が良い」というご指摘にたいへん納得しました。言われてみれば、共感する脳、しない脳、する状況、しない状況があるという方が実際のコミュニケーションの場に即していると思います。いまいち洗練されない記事だなと感じていたので、これを機にリライトし、読みやすくしていこうと思います。ありがとうございます!
      塚田 和嗣