僕は小説をこういう風に書いた⑥書き始める

完璧な準備なんてできない。

取材に時間や労力をかけすぎると書き始めることもできなければ書き終えることもできない。

書き終わることが難しいことは、小説を書こうと考えたことがある人なら同感してくれると思います。何より怖いのは駄作を書いてしまうことよりも書き上げられないこと。

それが分かるから必ず書き上げられるように準備したいのだけど、完璧な準備なんてありえない。稀に最初から最後まで、それも細部に至るまで物語が決まっていたという話も聞くような気がするけど、例外中の例外なんだろうなと思う。

大抵思ってた通りには進まず、最初に考えた話の輪郭は欠片も残らないなんてことになる。

出発地点が決まった。

一応着地点も決まった。

中身に使えそうなエピソードも何となく集まった。

これはまだまだ並行して集めていく。材料は全然足りないけれど、何が足りないのかもう少しクリティカルに知りたいので、書きながら集めていく。気になることを人に聞いたり本で調べたりする。

あとは嘘をつく努力をする。人を楽しませるにはどうすれば良いかを考える。

真面目にやる。わくわくしながらやる。それらしいことを書くよりも驚かせてやろうとか笑かしてやろうとか、そうやってサプライズを演出するみたいな心掛けで書いていく。

嘘っぽい本当と、本当っぽい嘘をつくように心がけて、あることないこと書いていく。

これは時間を決めて書く。

今回は12月中にとりあえずの完成を目指します。3万字から4万字のコンパクトなものにします。

何より、こうして宣言することも僕のような意志の弱い人間には必要です。

僕は小説をこういう風に書いた⑥書き始める(完)


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