自作小説の「あらすじ」が完成。数万字を1000文字に

小説作品のあらすじを書くのはとても難しいです。

応募小説のあらすじと言えば800~1200字が一般的なのかなと思うのですが、小説はどれだけ短くても数万字にはなるはずですから、それを1000文字程度に圧縮するというのはかなりの力技、もしくは繊細は技です。

なぜ自分で書いた小説なのにあらすじを書くのが難しいのか

自作小説のあらすじを書くための情報の洗い出し

を経て「あらすじ」を書いた訳ですが、とても難しかった。

あらすじを書く方法として、「起承転結」で書くとかがあると思いますが、僕の書いたのはそんなに起伏に富んだ話というわけではないので、単純に「誰が・なにをして・どうなった」というふうに分けて書きました。

小説は8万字程度で、あらすじは949文字でした。

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誰が

古川聡子は、中学時代の親友にして恋人であった陽介の勧めで、高校野球部のマネージャーになる。

同じくマネージャーの相沢愛美との部活生活を送るうち、聡子は愛美に対して恋心に似た感情を抱くようになる。

その感情が本来異性に対して向けられるべきものなのかを聡子本人は判断しかねていたが、一年の冬休み、「愛美が陽介との初体験を済ませた」という噂を耳にし、聡子は激しく動揺すると同時に、愛美に対して劣情を抱いていることをはっきりと自覚し、同性に対する恋愛感情という引け目を背負うことになる。

なにをして

野球部生活において聡子は、中学時代の陽介に習い、マネージャーの立場で野球部ノートをつける。

聡子は陽介に与えられた役割をこなすこと、陽介に自分の青春を見せることに執心し、チームメイトを詳しく観察し、記録する。

地域のキャッチフレーズに合わせ「羊打線」などと呼ばれることのあるチームメイトを「お人よし」だとけなすこともあるが、だからこそ全員で野球ができ、仲間のために打つことができる彼らを認めており、その性質ゆえに越えられない壁があることも、聡子には分かっている。

しかし3年の夏、敗戦を喫すと、愛美との部活生活が終わること、気持ちを伝えられないどころか、何の関係も築けずに終わりそうな愛美との関係を悲観し、負けたチームメイトを責めたい気持ちにもなる。

部活から引退した夏休み、印象的であった星空を見るために、聡子と愛美は夜のグラウンドに忍び込む。

どうなった

グラウンドでは、愛美が野球部のマネージャーになった理由や、聡子はよく知らなかった愛美の兄の野球を辞めた理由を聞くことになる。

 愛美にも独特の野球にかける思いがあったことを知り、聡子は改めて終わってしまった野球部生活とチームメイトの負けに対する不満を抱き、愛美の前で口に出してしまう。

その気持ちは愛美の気持ちの代弁でもあった。 

愛美は、プレハブに置いたままの野球部ノートを聡子に渡す。そこにはチームメイトからのメッセージが書き連ねてある。

チームメイトも自分を見てくれていたと感じた聡子は、自分が何者なのか、何をしてきたのかを客観的に知り、その証たるノートを陽介に見せたくなる。

愛美に対する感情は何なのか。それもおそらく日々の積み重ねによって培ってきた友情の一つの形であり、青春なのだと感じる。

自作小説の「あらすじ」が完成。数万字を1000文字に(完)

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