今までで一番簡単にできた内省と内観の方法

毎月1回、お寺にお邪魔して写経を体験している。

写経カフェというイベントを開いているお寺で、縁あって参加することになったのだけど、なかなか気分転換になって楽しいのでできるだけ参加するようにしています。

前回写経を行ったあと、「愚痴聞き観音」のコーナー?があることに気付いたお隣の方が「愚痴?聞いてくれるんですか?」と話しているところに便乗してお話しを聞いていたのですが、本来観音様って衆生の苦しみに声を傾けて助けてくれる存在らしいです。

千手観音は例えば人を救うためにあの手この手を尽くす仏様のことだとか、色々、うろ覚えだけど(笑)へえーって思うことを教えてもらいました。

「書く?」とか言ってお寺の若さんが僕らに渡してくれたのは、愚痴を書く紙でした。

「この紙に愚痴を書くと、うちの住職が一旦読んで、お焚き上げします。一旦住職経由しちゃうけど、どうする?書く?」って投票用紙みたいな紙が手渡される。

一旦住職経由すんのかーと思わなくはなかったけど、そういうの関係なく、いざ愚痴を言葉にして書こうとするとなかなか出てきません。

愚痴かぁ。愚痴ねえ。仏様に聞いてほしいことねえ。

「ない…っすねえ」と言わざるを得ませんでした。

お隣も、「いざ書こうとすると仏様にぜひ聞いてほしい愚痴なんてありませんでした」と言っています。

そりゃ灯油が高いとか寒いとか生きてればいろいろ文句みたいなのは出てくるけど、わざわざ書いて仏様に提出してぜひ聞いてほしいみたいな愚痴はないです。

そういうことを若さんと話してると、「それが内観なんだよ」と教えてくれます。

改めて自分の中を探って考えてみる。今回の場合、「言われてみればそんな大層な愚痴がない」ということに気付いた瞬間、ちょっと幸せになります。あ、愚痴ないんだなあって思う素朴な気付きで、まあ大丈夫か、とか、何とかなるか、ってか何とかなってるんだなあとか考えることができる。

これ、今までで一番簡単だった内観でした。

今まで何度か瞑想にチャレンジしたり、マインドマップを書いたりして、自分を見つめようとか考えたことはあるんだけど、不意に与えられた愚痴を書く紙で自分の一面が知れて楽しかった。

もちろん瞑想やマインドマップを書くことはまた別の目的と効果があるのだけど、これは本当に簡単だからぜひ試してみて欲しい。

今すぐ適当な紙に愚痴を書く。

んーって悩むのなら幸せで良いじゃない。

書くことあったら書いたら良いです。多分言葉にできただけでかなりすっきりするし、まだもやもやするならたまにお寺とか、そういうパワースポットみたいなところに行っても良いかも。

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