女性を意識した町づくり

僕は男女差別断固反対!という意見は持っていませんし、女性を尊敬していますとわざわざ宣言するタイプではありません。

しかし、『彼女はなぜ「それ」を選ぶのか?』という本を読んで、町おこしで女性を意識する必要性という大事な発見をしたので記録しておこうと思います。

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 誰でも気兼ねなく来れる場所を作りたい

『彼女はなぜ「それ」を選ぶのか?』を読んで、誰かがこの町を選ぶということを想定したときに、女性に合わせることが大事だと思えました。

彼女はなぜ「それ」を選ぶのか?: 世界で売れる秘密

理想としては、朝日町には是非色々な人がやってきて欲しいと思っています。

だけど例えば、誰も彼もウェルカム、来る人は拒まないよと言う風にハードルを下げては、当然行動が早い人や物怖じしない「ある種のタイプの人」ばかりが集まることになるでしょう。

若い人が知らない田舎町に住むってけっこう思い切った行動のはずですから、出来るだけ移住のハードルを低くしようというのがブログの目標としてあります。

思い切った行動力が必要なことって、自ずと人を選びます。

チャレンジ精神旺盛だったり、向こう見ずだったり、放浪にロマンを感じる人だったり、楽天家だったり。

例えば海外に単身旅に出るぜ!って人ってやはりある程度「そういう感じの人」だと思います。あー行きそう行きそうって感じの。そういうの好きそうって感じの。

そうじゃなくて、本当に色々な人に来て欲しい。

それは、普通の人にこそ来て欲しいということです。

「普通」って言うのが僕の主観だから難しいけど、感覚としては大学ですれ違う多くの人って感じでしょうか。

別に大きな野心とかなくて、危険な香りも全然求めていなくて、破天荒なものに辟易するような、自分の第一印象に自信がないような、引っ込み思案な人。

一方で好奇心があり、学習能力が高く、特定の行動には積極的な人。 僕の考える普通の若い人像です。

そうか、女性に基準をあわせればいいのか

これまでには例えば男性ならば「草食系」と呼ばれる人、女性なら「大人しい」人にも来てもらうにはどうしたらいいかなんて漠然と考えていました。

だけど、女性に基準を合わせると言う風に言葉にすると、確かにその通りだと思えました。

一般的な女性の好む場所は、多くの方(多様な方)が抵抗なく来られる場所だと思ったのです。

『彼女はなぜ「それ」を選ぶのか?』によると、「清潔であること」「安全であること」「思いやり」などが女性にとって大事な要素なのだとか。

この中で、「安全であること」は特に大事です。

不特定多数の人を集めるということは、それだけ治安が悪くなる可能性が上がるということでもあり、人の出入りが激しくなるとそれだけ気の抜けない場所になります。

女性がそんな場所を選ぶはずがありません。

放浪中の男性がウヨウヨいるような場所は(みんな心優しかったとしても)それだけで危険を感じるでしょうし、そういう場では実際に女性が好奇の的に晒される存在でもあります。

地域の手法として、林業や農業などの第一次産業の発展に力を入れ、多くの雇用を生みだし人を集める(割のいい仕事で短期労働者を募集するとか)というものもあるでしょうが、力仕事や汚れ仕事は自ずと男性主体の仕事になりがちです。

これもあって良いのですが、偏りすぎると「短期バイトができる一部の男性が流れ来る町」となり、実体はどうであれ、「普通の女性」が危険を感じる場所になってしまうかもしれません。 どう考えても、男性ばかりであれば清潔感を維持するのも難しいです。

汚れる仕事が前提となっているならなおさら清潔を維持するのは難しいし、あまり意味のないこととなってしまう。

清潔感なんて二の次になってしまうのは自然なことでしょう。

男性だって綺麗好き

だからと言って男性は汚らしいと言いたい訳ではありません。

注目すべきなのは、男性だって清潔が心地いいには違いないということです。

無暗に清潔さがないがしろになりやすい環境を作ってしまうと、そんな環境に耐性のある一部の人しか寄り付かなくなり、ひいては安全性まで損なわれてしまいかねません。

反対に、安全性や清潔感を維持できる環境ならば、どんな人でも心地よくいることができる。

言われてみれば当たり前のことですが、僕は本を読むまで、安全性はともかく、清潔感に意識を向けることはできていませんでした。

「清潔であること」、「安全であること」。

普通の女性が抵抗なく立ち寄れる町であることは、多様な人を受け入れる土台を作る上で最も大事なことの一つです。

よって、誰でも良い、色々な人に来て欲しいと思うからと言って本当に誰でも良いと考えるのは、かえって寄り付く人を限定してしまう行為になります。

色んな人に来て欲しいと考える場所であればあるほど、「若い女性」こそが来られる場所を意識して作らなければなりません。

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