読書家っていう言葉に違和感があるんだ!

読書家って言葉があるけど、これって変だなって思うのです。

よく読書をする人ってことだろうけど、それって肩書というか、称号を与える必要あるか?と。

なんかこの「読書家」っていう言葉があることで、「読書をする人」、もしくは「読書をすること」が特別であるかのような、特殊であるかのような響きを持ってしまってるんじゃないか。

読書家は読書をすることによってそのアイデンティティが与えられるから、ややもすると読書という行為がゴールになってしまいやしないか。読書家って本読んでるだけですから。

音楽聞いたり絵を眺めたりするのとやってることは変わらないのです。文章を楽しんでるだけです。

よく音楽を聴く人を指して聴音家、もしくは聞音家とか言わないですよね。

よく絵を見る人を指して視絵家とか言わないですよね。

なんで本を読む人にだけ「読書家」という称号が与えられるのか、僕は分からんわけです。

っていういちゃもんを思いついたんですけど、話しを続けて良いだろうか。

別に本気で憤ってはいないけど、「読書家ってなんだよww」とはちょっと思うし、本をよく読むというだけで「すごいね、私全然本読まなくて」みたいな負い目を与える羽目になることがたまにあって、それはちょっと変だなと思うのです。

多分世間的には、僕は読書家になると思います。

日常的に本を読んでるから。

読む本の種類にもよるだろうけど、僕は専ら小説を読むので、本当に娯楽で読んでます。

そういう意味では、音楽を聴くのと変わりません。公共の交通機関に乗るとき、音楽を聴く人いますよね。僕はそういうとき本を読むのです。

天気の良い午後に、音楽をかけたくなったりしますよね。僕はそういうとき、本を読みたくなるのです。

これ音楽を楽しむか本を楽しむかの違いで、どっちの方がすごいとかはないはずです。

確かに、本を読むときはそれしかできないというのがあるから、多少ハードルは高いですよね。

洗濯物を干しながら本を読むことはできないし、走りながら本を読むことはできません。

本を読むと決めたらある程度本に集中するしかないという制約があるから、数ある娯楽の中から読書を選ぶのは少しすごいかもしれませんが、だからと言って本を読まないことに負い目を感じる理由はないと思うのです。

本もっと読まなきゃなとか、本読んだ方が良いのは分かってるんだけどなかなか時間が…というのなら、特にそんな頑張って読むものでもないと思う。

逆に僕は、音楽ってちょっと無理しなきゃ聞けません。よし、音楽を聴くぞってちょっと構えないと聴けない。一応アイポッドとかウォークマンとか持ってるけど、再生する作業がなんか億劫なんです、常にカバンやポケットに入ってるということもありません。持って行くの忘れます。本は忘れないのに。

それなら別に聴かなきゃ良いじゃんって思いませんか。だから、実際、よっぽど音楽聴きたいときにしか聴きません。

同じように、本も開くまでのハードルが高いなら別に読む必要はないと思うのです。

でも、本を読む効果みたいなのはやっぱりあるよね?と思いませんか。

本を読む人の方が賢そうだし、実際知識の幅も広いところがあるし、集中力とかその他の能力を養うのにも役立ちそう。

それが事実だとしてもね、それなら「勉強家」でまとめるべきだと思うんですよね。

本には、確かに知識欲を満たしたり、集中力とか人の考えに触れるとかそういう意義はあると思います。でも、それが目的なのだったら、何も本にだけ頼る必要はないのですから、「勉強家」で良いんじゃないの。

そんで、勉強が目的だとしたら、億劫なのは当たり前だと思います。この本から何かを得ようとか考えると、そりゃ辛いし、いわゆる読書家だってそこのところに抵抗がないわけではなくて、ただ娯楽として楽しんでるから本を開くというだけで、人間的に上回ってるわけじゃない。

それに、勉強するならなおさら、必要なものだけ読めば良いと思います。乱読して、あらゆることを聞きかじっても実生活で役に立つことなんてほとんどないですよね。クイズ番組出るなら別だけど、日常でうんちくを疲労したりなんだりする機会なんてないですよね。

あとね、世の中には本を読むことを仕事にしてる人もいるわけだから、読書家というのであればそういう人をこそ読書家というべきだと思う。

ただ本が好きで、よく読むという人を指して「読書家」というのは少し違和感があるし、読書家に対して負い目を感じる必要はないよね、という話でした。

あ、ちなみに、読書家って英語だと「Book Lover」ですよね。

読書愛好家。こっちの方が現実に即してると思う。

「Music Lover」でもいけますもんね。

あ、読書愛好家が長いから読書家って呼ばれてるだけなのかな?

もしそうならなんにもいえねえや。

読書家って言葉に違和感があるんだ(完)

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