頭に残ってるみんなの言葉を集めてみた。僕は誰かの言葉で作られてた。

発想と行動を記録する
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「ひきこもるなら早い方が良い」


保育所行くの拒否して一年引きこもることに決めたときばあちゃんか母さんが。ごめんまだ引きこもりみたいな生活してるわ。

「あんたは人の話を聞く子だった。話が分かってるってことが分かる子だった」


母さんに評価してもらった記憶ってこれくらいしか。大事にしてる。

「かずしは野球より剣道の方が似合うぞな」


これ野球の素振り中にじいちゃんに言われてちくしょって思って素振り頑張ったんだよな。全道大会出たよ。弱い地区だったからだけどな。

「源氏物語読んでみたら。あなた古典できるから」


途中までしか読んでないす。読まなきゃとずっと思ってる。ありがたいアドバイスでした。

「真面目だなお前(笑)」


サボり方が分からず言われたことやっちゃう。笑うな。源氏物語は読んでないけどな。

「要領わるいなあー(笑)」


気にしてるから笑わないでほしいマジで。

「声出てないぞー」


出してんだけどな頑張って。腹から声出すってなんだよ。

「縁の下の力持ちですね」


そういうタイプだと思う我ながら。

「一緒の大学行こうよー」


いいよー。

「私かっちゃんが面白いことにきづいちゃった」


気付くの遅かったっすね。

「こいつ生意気だわぁ」


僕ほど不器用な男を甘え上手にさせる先輩なかなか器広いんじゃないすか?

「かっちゃんは自由って感じだよね!」


自由に執着が生まれた瞬間かもな。自由を守るために受け入れた不自由がいくつかあった笑。

「猫飼うの?いいじゃん、猫、かっちゃんと気合いそう」


合っちゃうんだこれが。「猫と馬が合う」って紛らわしさ好き。

「なんかウケるよね」


適当にウケるな。

「塚田くんお姉さんいるでしょ」


なんでわかったの。

「かっちゃんかっちゃん、顔くさいよ」


姉ちゃんよくそんな悪口思いつくよな。尊敬するわ。

「塚田のキャッチコピー考えた。『冷静と情熱の間の末っ子』」


気に入ってます。両親が両極端で困ってる。

「あなたは人と違うことがしたいのね」


うんまあそういうとこあるけど、そう言われちゃうとちょっとアレだけど……。

「お前は教えたらすぐできるけど同じくらいすぐ忘れるな」


マジでそうなんですよね。

「かっちゃんの話し分かりやすいね」


貴様にも分かる言葉で話しているからな!

「かっちゃんって基本うまいのか下手なのか分からんよね」


なんにせよムラがすごいよね。パルプンテみたいなとこあるんだよね。パルプンテ分かる?

「ツッコミがうまいって聞いたんだけど。どう?最近良いツッコミした?」


いやこいつにめんどくさいこと言ったヤツ誰だよ。

「え、かっちゃんなんでつく意味ない嘘つくの?」


ヒソカの真似。ヒソカ分かる?

「エッセイストになったらどうですか」


ありがたいお言葉。エッセイストかっこいいけど小説が書きたいし小説書くのが面白い。

「内容がどうこうってより文章が、なんか、良いなって思ってな」


別にふつうにすーって感じで書いただけなんすけどね、なんでかなあ、才能かなあ。

「塚田くんは本当に文章書くの好きなんだね


好きみたいですね。なんか、なんだかんだ毎日書いてるし。

「かずしは本たくさん読んでるからかあれよな、なんかかずしに褒められても嘘としか思えないな」


マジすかそうなるんすか。本心から自然に出た褒め言葉なんだけどな。 ぺらぺら言いすぎたか。

「かっちゃんは言葉のチョイスが魅力的だわ」


そこまでストレートに褒めれる方がすごいっす。真に受けてる。

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自己理解

クレメアさんの「#世界観の作り方」ってnote読んで、自己理解が大事と書いてあって、僕ってどんなヤツだろう?って考えてたら今まで身近な人がかけてくれた言葉がたくさん頭の中にあることに気付いた。

今までたくさんの会話があって、その中で今もはっきり覚えている言葉がいくつかあって、それはどういうわけか僕の頭にこびりついてた。

見慣れたシミみたいなもんで、見えてたはずなのに気にしたことがなかった。

僕は最初からこうなんだって、どうしようもなくこういう人間なんだって、自分は自分で自分の個性を見つけ、作りあげたんだって思っていたあれこれが、実は人の言葉をそのまま採用したものだった。

特に僕が文章を書いて暮らしているのは、たくさんの人が褒めてくれたからだった。文章を書くのが好きにさせられた。

誰かが言った通りに生きて、誰かが言った通りに過ごして、誰かが言った僕からはみ出ないように注意していた。

それが幸せなのだった。

僕が選んだことに違いなかった。

好きな人たちの言葉を覚えているのでした。

好きな人たちの言葉の中で特に自分が大事にしているのは大事な僕の大事な部分になって揺るがない。

この記事書いてるうちに気付いた。

自分こんな人間っすって自己紹介文を書くより、今まで人に言われて覚えてる言葉を並べた方がずっと僕っぽい気がした。

プロフィール見て行きますか?

不思議と悪口とか怒られたこととか全然思い出せない。

都合よく忘れてるんだと思う。

もっと思い出そうとすれば痛い記憶もたくさんあって、きっと僕を形作る要素になっているのだけど、基本的にはあまり必要と思ってないのかも。

あと、かっちゃんって呼んでくれる人多い。そんで僕はそう呼んでくれた人に気を許していく傾向がある。

あだ名をつけてくれたのも友達。ありがたい言葉をたくさんもらっている。

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