ブログのタイトルを微妙に変えました。
「キキコミタウン」から「カキコミタウン」になりました。どうぞよろしくお願いします。
特に報告せずとも良い話題だと思うのですが、気付いた人は一文字違いってのがなんだか気持ち悪いだろうし、一応エクスキューズというか、かえたよ、って書いておこうと思いました。
キキコミタウンとカキコミタウンの意味について
キキコミタウンは聞く×コミュニケーション。そしてまちづくりに関するブログだからタウンを付けたという感じのネーミングでした。
「聞きこみ」×「タウン」という意味にもなって、ダブルミーニング的な要素も大事にしてました。
しかし僕はどうしても「書く」ことを最大のコミュニケーションとして頼っているところがあって、むしろ人と関わるのは苦手で避けてるくらいにしているものですから、僕の実態となんだかそぐわないなあーってずーーっと思ってました。
それはもう、ブログタイトル決めたときくらいから思ってました。
ましてや「聞きこみ」なんて柄ではなく、人が話してるのをこっそり聞き耳立ててるくらいが関の山の僕です。
僕しか気にしない領域ではありますが、名前詐欺だなと思ったし、「聞きこみ」より「書きこみ」の方がやったるで、ってなるので、カキコミタウンにしました。
余談 書くと書きこむの違いについて
ただの報告なのでここで終わっても良いのですが、僕はブログの文章が短かすぎると落ち着かないので少し余談をお送りします。
「書く」と「書きこむ」の違いについてです。
大学生の頃、アメリカ人のお友達に日本語を教えていたのですが、ある日「書く」と「書きこむ」ってどう違うの?と聞かれました。
「プロフィールを書くとプロフィールを書きこむって違う?どっちでも良くない?」と聞かれました。
こういうとき、咄嗟に考えて答えなければなりません。正直こっちとしてはそんなこと考えたことも無かったってことだし、やけにピンポイントな疑問なので答えを用意しているわけではありません。
「『こむ』ってよく使うよね? 飲むと飲みこむ、考えると考えこむ」
僕は答えました。
「動詞に『こむ』が付くと、『丸ごと全部』ってイメージが加わるよ」
「プロフィールを書くだと、プロフィールを書くだけなんだけど、プロフィールを書きこむだと、プロフィールが書ける欄にびっしり書けるものは全部書く、みたいなイメージになるよ」
納得いってなかった
納得いかないようでした。僕も咄嗟にでっち上げた説明だったので、他の言葉でも検証しなければいけません。
僕は検証をするために説明を続けました。
「『飲む』はただ『飲む』だけなんだけど、『飲みこむ』だとまるごと全部、飲みこむイメージになるよ」って例文の中で飲みこむを使ってしまってるバカか、何も言ってないに等しいと思いつつ勢いで押すしかありません。
「口の中に入ってたものが、全部お腹の中に入るイメージ」
「だから、飲みにくいものとかに使ったりするよ」
このあともいろいろ説明したけれど、完全に納得いってるという感じじゃなかったんだよな。
未練があります。
「こむ」のイメージ
「こむ」には全部丸ごとってイメージがある。今考えてもそんなに間違ってはいないと思うのですが、確かに難しいところです。
あとから考えると例外も出てきます。
走り込む、投げ込む、話し込む、逃げ込むなどは、丸ごと全部というより、完全にやりきるというイメージがある。
殴り込む、考え込む、逃げ込むなどは、深く奥に入っていくイメージがある。
のめり込むは?
のめり込むになると完全にでもないし、奥にでもない。なんなら頭と肩だけ入ってるイメージ。前かがみになっている姿が想像できる。これは「めり込む」と混同してる可能性がある。
っていう、ただのおまけの話題ですが、考えてみると日本語って面白いんですよね。
そもそもなんで僕は飲むと飲み込むが違う感じを知ってるんだ?という気分にもなります。
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