自分で考える創作論小説が持つ、ストーリー以外の嘘 小説は本当ではないことが書かれている。 本当ではないことを書くために多少本当のことを織り交ぜたりする。 本当ではないことこそが目的である、と僕は思いたい。 フィクションとはすなわち嘘だ、と言えばなんかちょっと違うかもしれないし、小説を書く... 2021.10.20自分で考える創作論
自分で考える創作論選択と集中ができない・目標を一つに絞れない病 最近深刻だと思っているのは、自分の癖というか、中途半端な行動に至る思考の傾向。 タイトルにあるとおり、目標を一つに絞れない。 いわゆる「選択と集中」というものをしなければならないと思ってはいるのだけど、何かやり出すと他の何かに惹かれてしま... 2021.09.22自分で考える創作論
未分類一度読んで忘れてしまった小説に意味はあるのか くだらない問いのようにも思うけれど、半ば本気で考えることがある。 全く内容を覚えていない本を読んだ意味ってあるのかな。 こんなことを考えることがある。 とは言えタイトルくらいは覚えてるだろ?全然まったく覚えてないってことはないだろ?と思う... 2021.09.18未分類自分で考える創作論
自分で考える創作論『大豆田とわ子と3人の元夫』×読んでいる間ずっと面白い小説 読んでいる間ずっと面白い小説について考えてる。 リアルタイムでは見てなかったのだけど、プライムビデオで『大豆田とわ子と3人の元夫』を見た。 見ている間ずっと面白かった。見ている間ずっと面白い小説ってのもこういうことだよなって思った。 見て... 2021.09.16自分で考える創作論
自分で考える創作論【うたと小説の違い】うたは直接感情に向かい、散文は理性を経由して感情へ向かう 詩の始めは唄であり、唄は人間の肉体からじかに発した広い意味の身振りと思われますが、この原始の性質は現代の詩にものこっていて、どんなに理知的な詩でも、その喚起するイメージは人間の心情にじかに訴えます。これに対して、散文はまず理性に訴え、... 2021.03.08自分で考える創作論
自分で考える創作論【小説の話】ストーリーには大きな謎を、文体には小さな謎を 謎→答え 疑問→解答 文章にはがっつりこの流れがありますね。 小説を書くとき、ストーリーが担うのは大きな謎で、文体(というか各センテンスとかワードとか)が担うのが小さな謎なのではないか、というようなことに思い至ったのでメモります。... 2021.03.07自分で考える創作論
自分で考える創作論凡人が傑作を作り出す唯一の方法 気付けばもう半年以上ブログを更新していなかった。 久しぶりに更新しようと思って書き込んだタイトルがあまりにもブログブログしていてちょっと恥ずかしいけどリハビリがてらこのタイトルで行こうと思う。 大した話でも真新しい話でもないので結論を先... 2021.03.06自分で考える創作論
自分で考える創作論物語上で人間味のない人物をつい作ってしまうとき、その人物に足りないもの すらすらと書ける(描ける)し物語が破綻しているわけでもない。 だけど自分で書いていてもこの登場人物は何を考えているのかよく分からない、感情移入できない、もしくは浅い気がする、と思えて仕方ない。 そんなとき、その人物に足りないものは何だろう... 2020.07.07自分で考える創作論
自分で考える創作論素人くさい小説でダダ洩れている「作為」について 前回のブログでは「作為をどう隠すか」が小説の課題だ、というようなことを書きました。 作為が見えるとなぜダメだと思っているかと言うと、作者の顔が見えてしまうからだと僕は思う。 物語を構成しているテクスト以外の余計な情報を、作者自らが提供し... 2020.06.01自分で考える創作論
自分で考える創作論現状の小説の課題は、「作為をどう隠すか」である 理屈から言えば、僕の小説の能力は日々向上しているはずです。 アスリートは日々のトレーニングにより能力を上げ、成績を上げ、理屈で言えば昨日より今日の方が、今日より明日の方が上達しているはず、ということに納得できるのだから、小説に関する能力も... 2020.05.27自分で考える創作論