自分で考える創作論

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「そうきたか!」と「そうこなくっちゃ!」

宮部みゆきがある本で、小説の筋には「そうきたか!」と「そうこなくっちゃ!」がある、というようなことを書いていて、以来創作(僕の場合は小説の執筆)をするにあたって強くこころに刻んでいることの一つになっています。 強くこころに刻んでるというわり...
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神経衰弱で何度も同じカードをめくってしまう問題からクリエイティビティ喪失を考える

トランプゲームの神経衰弱をやっているといつも疑問に思うのだけど、なんで僕ら何度も同じカードをめくってしまうのでしょうか。 一度合わなかったカード、目当ての数字じゃなかったカードは触る必要はないのに、めくってから、あれ、これさっきもめくったな...
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『寺山修司の芸術論集』よりメモ

寺山修司と言えば、劇団「天井桟敷」の主催で、市街劇『ノック』を上演した人、というイメージです。 『ノック』がどんなものだったのか、というのは、おそらく以下のような動画を見ると分かりやすいと思います。 動画を見るのが面倒だという方のために簡単...
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小説を書く(読む)最高のシチュエーションはどんなものだろうか。詳細に。

小説の読み書きをする最高のシチュエーションのことを考えていたのですが、考えているうちに3つの視点から考える必要があるなと思いつきました。 外部環境。 内部環境。 超外部環境。 これらの観点から、小説を読み書きする最高のシチュエーションを考え...
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考えていることのうち、見える形で表れるのはほんの10%くらいだと思う。この数字を高める工夫がクリエイトには必要なのでは。

考えていることのうち、目に見える形で目の前に現れるのはほんの10%から多く見積もっても20%だと思います。 体感なので何の根拠もないけれど、何かを思いついて、それを目に見える形にするまでのプロセスには果てしないと言っても言い過ぎではない距離...
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小説を書くつもりで書く人と、小説を読むつもりで読む人がある種の小説を作ってる

小説を書くつもりの頭で書く文章は、小説っぽくなる。 小説モードの頭で「言葉を紡げば」、小説らしきものができあがる。 それを、例えばWEB上で公開すれば、小説を読むつもりの人がその小説を読む。 この両者に食い違いはなくて、むしろかっちり噛みあ...
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未来の小説は「膨大・緻密・執拗」がテーマ

になると思います。 完全に個人的な予想っていうか、そうなったら良いなーって感じの希望でしかないのですが、未来の小説は「膨大・緻密・執拗」がテーマになると思う。 「未来」ってのがどのくらい未来なのかは不明。漠然とした未来。来年かもしれないし、...
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50年後、小説はどうなっていると思う?

50年後の小説のことを考えると、いくつかの筋道が見えます。 一つは、映画ドラえもん『のび太と夢幻三剣士』に登場したひみつ道具「気ままに夢見る機」が答えの一つだと思います。 身体に電池ボタンのような受信アンテナを取り付ける、機械に好きな物語が...
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小説以外のことを本気で考えながら、小説とは何かを考える

僕が小説を書くきっかけとなった保坂和志著『書きあぐねている人のための小説入門』の中に以下のような文があります。 「小説を書く」とは「小説とは何か?」を考えることだ、とくり返してきた。 しかし、それは、四六時中、小説のことばかり考えるという意...
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小説が書けないときは漠然と面白いものを書こうとしてるし、漠然とすごいものを書こうとしている→具体的な制限を作る

タイトルのまま、小説が書けないときは漠然と面白いものを書こうとしてるし、漠然とすごいものを書こうとしているなあーと思ったというお話しです。 漠然と、とにかく面白いものを書こうと思ってしまう、とにかく小説っぽく魅力的な言葉を並べたいと思ってし...
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