影響を受ける素直な力が足りない

発想と行動を記録する

あらゆる営みが定型化してしまい、パターン化してしまう。

これ自体は問題視していないのだけど、最近はこの定型やパターンから抜け出すのがめちゃくちゃ難しいなと感じ、同時に老化を感じています。

例えば、写真を撮るとき。

気付けば「いつもの構図」に頼ってシャッターを切っている自分がいます。

意識的にもっと斬新な、もしくはちょっと変わったものをと思っても、ただ下手くそなものが撮れるだけで、また「いつもの構図」に戻ってしまう。

これが問題だ、と思いながら数時間考えたのだけど、きっとこれは「影響を受ける力が足りないんだ」という結論に至りました。

もう少し言えば、「影響を受ける素直な力」

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影響を受ける能力が減っていっているところに、僕は老化を感じている

影響を受ける能力が減っていっているところに、僕は老化を感じているのではないかと思いました。

と言いますのは、きっと「いつもの構図」「いつもの定型」「いつものパターン」というのは、それなりに自分が培ってきた、自分的に平均点80点のものだと思っていて、そこに多少の自負がある、という点がおっさんなのではないか。

歳を取ると過去の武勇伝を語り出すって言うし、実際、ある程度の年齢になると、「俺ここまで頑張ってきた」みたいな気持ちってけっこうありますよね。

もう教えてもらう時代は過ぎ、ある程度自分流に生きていけるみたいな、何の根拠もない自信みたいなのも湧いてくる。

何が言いたいかと言うと、明言するほどでもないけど自分のスタイルに自信を持っていて、ほぼ無意識裡に人に教わるフェーズを越えている、というマインドセットがあるから、いつもの定型、いつものパターンに落ち着いてしまうのではないか。

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「いつものこと」の成長のため、新しいことをやる

さらに深堀ると、他者のスタイルに憧れる力が減っている。

他者のスタイルを素直に「いいなあれ」「カッコいいな」と思う機会が減っているのではないか。特に自分なりに平均80点は取れる分野に関しては、無意識に憧れるのを止めてるフシはないだろうか。

見ようによってはブレが少なくなり、自分のスタイルが確立しつつあるというプラスの面とも捉えられるのだけど、それは同時に硬直であり、老化でもある。

これを打破する方法は、月並かもしれませんが、「新しいことをやる」ことだと思います。

自分がこの分野でひよっこだ、ずぶの素人だと自覚できることであれば、僕らわりといくつになっても素直に教えを乞えるし、素直に憧れられます。

大事なのは、この、新しいことに触れたときに自分に感じる素直な気持ちを、いつもの、こなれてきていて、平均80点取れるような分野でも応用することだと思います。

そうすれば僕ら、きっとこれまでそれなりに得意だったこととか、それなりにやってきた分野でも、さらに成長していけるのではないかと思うのです。

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