文化を作るためのまちづくり/『フリーカルチャーをつくるためのガイドブック』を参考に

クリエイティブを刺激するまちづくりのために考えていること/「架空の小説家とその書斎」企画

という記事を書きました。

内容はタイトルの通りなんだけど、「架空の小説家」を作り出すよということ。

架空の小説家の存在を「書斎」を通して表現するコンテンツを作るよ、ということを書きました。

面白いですね。

いやこれほんとうに面白いのかなあ?と思って『作家の住まい』と『推理作家の家』っていう本を買ったのだけど、やっぱ面白いと思うのですよ。小説家の創作部屋って気になりませんか。

この考えの発端にあるのは、小説を書くという営みって見せにくいよな、というところからです。

小説を書く姿ってなかなか見せられないし、見せたとしてもコンテンツ(人の興味を惹いたり喜びに繋がったりする作品)になるか?と考えたら微妙。

youtuberの企画で作業風景を映すっての何回か見たことがあるけど、ファンがいる人だったりすれば充分にコンテンツになるんだなと思いつつ、微妙。

でも書斎ならどうだ。しかも作りこまれた、作為的な書斎。ただしただのハリボテじゃなくて、書斎自体にストーリーがある、もちろん本当に小説もできあがる。そこで生み出された小説が存在するという状態を作ったらどうだ。興味を持ってくれる人が増えるのではないか。

ということで試しにやってみようと思います。口で言っても分からないだろうし。

架空の小説家とその書斎を作るっていうのはファーストステップ。まあ僕が好きでやること。

次のステップとして目標にしているのは、町にフリーカルチャーを作るぞ!というものです。

フリーカルチャーってなんでしょう?

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フリーカルチャーってなに?

言葉時代は、フリーカルチャーをつくるためのガイドブックを読んで知りました。

しかしこれがなかなか難解というか、脳に負担のかかる本でして、正直フリーカルチャーが何たるかという部分について、上手に説明できません。

よって僕の解釈でこの記事では進めさせてもらいたいんだけど、フリーカルチャーってのは以下のようなものだと夢想します。

・参加可能

・閲覧可能

・利用可能

この3拍子が揃った創造的な営みです。

このような文化的な環境を作り出すのが、僕がしたいまちづくりの一つの形です。

小説家と書斎作りには参加できる

小説家は非存在なので会えないけれど、書斎はコミュニティスペース「旧佐藤医院」に作られるので自由に閲覧可能。書斎の中に入ることも可能。ついでに落書きをしたりするのも可能(作品に反映される可能性があることをお忘れなく)。

架空の小説家と書斎をビジュアルで見せるPR法は利用可能。

この状態をつくり、この田舎町にちょっと変わった文芸の文化を作ろうというのが僕の目論みです。

閲覧可能は説明不要だと思うので、参加可能と利用可能について説明します。

架空の小説家と書斎作りに参加可能ってどういうこと?

架空の小説家を作るのも、書斎を作るのも参加可能ということ自体は分からないことはないと思います。

僕と一緒に作家のパーソナルな趣味や趣向を考えたり、書斎に使う家具のDIYをしたり、執筆中に食べる軽食やおやつのメニューを考えたり。こういうことを僕は一人でしていくわけです。

小説を書くという行為を三次元に拡張しようとする営みです。

これに参加するというのはかなりアクティブで積極的な行動です。小説を書くという行為に関心がなくても関われる領域とも言えます。

参加方法は簡単で、僕の家に来るだけです(参加費は民泊やってるので家の宿代、一週間1万五千円程度を想定。一泊単位ではいくらが良いかな。3500円くらいか。お値段については絶賛悩み中なので要相談。食事はうちの食材も使って良いけど基本食べたいもの買って自炊してもらいます)。言うほど簡単ではないですかね。

原案は以下の記事に書いてあるのですが、もっとよく考えなきゃですね。

塚田、民泊を始めました。サイトがまだできていないので基本情報を

実際のところ、この書斎作りにはそれよりもライトに参加できてしまいます。

架空の小説家は実際には存在しませんが独立した存在で、書斎を媒介にしてその存在が浮彫りになります。

書斎という空間に縛り付けられ、自在に変化する存在と思ってください。

例えば、さきほど落書きが作品に反映されることがあると書きましたが、あなたがその小説家の書斎で気軽に行った落書きは、「小説家がやったこと、考えたこと」になります。

書斎というワークスペースに施した変更は、小説家に返っていきます。ブログのカスタマイズをしようとしてコードを追加すると外観が変わるのと似ています。ブログやってない人はかえって分かりにくいですね。

そんなに積極的に関わろう!と思わなくても参加している状況になる可能性がるということになります。方法は「旧佐藤医院」に遊びに来るだけ。

架空の小説家と書斎をビジュアルで見せるPR法は利用可能ってどういうこと?

小説家とその書斎を作り、ビジュアルで見せられるコンテンツにする。

それから書斎によって規定されたルールに従って作品が生まれるという流れがある程度認知されたら、WEB上で頑張っている誰かの作品のPR法として応用できるかもしれません。

僕が作った架空の小説家の名前を利用しても良いですが、それでは「自分が書いた」という部分が曖昧になってしまい、ツカダのまちづくりに参加しているだけなので癪な方もいると思います

(小説を売る場合の収益はまるっと書いた人のものってのが良いかなやっぱり。地域のコンテンツにさせてもらう代わりにPR代はかからないみたいな感じが理想的。役に立つ町になるぞ)

ちょっとまだイメージが湧かないかもしれないですが、PRの効果が感じられる段階に来たら利用してもらいたいです。それまで一人でも頑張るからさ!

方法は直接来てもらっても良いけど、メモとかプロットとかそういう資料だけ送ってもらって(こういう実費は負担してもらう必要あるかな)、相談後、書斎を作成。

ビジュアルやイメージを世間に伝えてから、そしてできた小説がこれです、みたいな流れができたら良い。

ここまで到達できるかはやってみなきゃ分からないけど、ここを目指していきます。小説を書き続ける人の選択肢の一つに、町を利用するというものが増えたら良いなと思っています。

書斎のテンプレート

書斎として利用する部屋は3パターン、もしくは4パターンくらいから選べるようになったら良いですね。僕の家の空き部屋を利用すればもう1パターン作れるかなーとか思ってます。

基本は旧佐藤医院という場所を使います。

↓こういう屋根裏部屋的な、もしくは隠れ家的な小部屋(ホラーやマジックリアリズム、スリップストリームのようなジャンルの小説のPRにいいんじゃないかあ)

↓季節の景色が楽しめる和室(純文学小説や時代小説のPRに)

↓娯楽室や談話室(ファンタジーなどのPRに)

あと普通の書斎っぽい場所もある。

僕の家の空いてる部屋は白を基調にしたシンプルな造りにしたいです。改装しなきゃなのでまだ聞かなかったことにしてほしいけど。(異世界ものとかビジュアルブックみたいな現代を感じる作品のPRに使える部屋が理想)

これらの部屋のレイアウトをいじって、ときにDIYした家具などの小道具を使って、小説世界(というかその小説が書かれた世界)を発信するのです。

やることがたくさんあるので、この町の文化的なコンテンツになれば良いなと思っているわけです。そしてフリーカルチャーに育っていく。

一番上の部屋以外はイベントなどがあるのでいつでも必ず使えるというわけじゃないんだけど、例えば一週間とか二週間使って作りこむとかは余裕でできると思う。

なかなか楽しそうじゃないかな。

とりあえず僕がやってみて、楽しそうなら続けてやるという感じにしていきます。

併せて読んでいただきたいのは以下のような記事。

小説は分業できないところが好きだ

フリーカルチャーとか言って、書斎作りに参加できるような仕組みをって思ってるけど、僕は基本的に小説は分業できない、っていう考えの持ち主です。

小説を書く行為というのは孤独な行為であるべきだと思ってるという感じ。だから、その周辺を分業できたら良いなという考えを持っています。

まちづくりの観点で言えば、以下のような記事を意識しています。

以下の記事を少し形にしたアイデアが本記事という感じです。

まちづくり=設定づくり

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