ちょっと長くなってしまったので先に結論を書いておきますね。
メンタルブロックは作業をめっちゃくちゃ細分化して、難易度を下げて、じっくりと解除していきましょう。
①理想からは程遠いかもしれませんが、越えてもなんの感動もないごく低いハードルを設けて、今回はこれだけできればオーケーということにします。
②次にもう少しだけハードルを上げて、昨日できたことに加え、今回はこれができればオーケーということにしましょう。
③低いハードルを越えると、思ったより「新しい挑戦は難しくない」という感覚になります。
④そうすると次にもう少しハードルが高いやりたいことができてきます。
この記事で書きたいのはこういうことです。
Contents
僕のごく最近の体験談→顔出し、声だしの動画投稿がしたかったけど怖かった
最近は動画の投稿に力を入れています。
力を入れてると言うのも恥ずかしいくらいのクオリティというか、有益でもなんでもなく、ただビデオで日記をつけてるだけみたいな感じなのですが、僕にとってはこれでもかなり勇気がいった。
自分が顔を出し、声を出し、世界に動画をアップするというのは、やろうとするとなかなか怖いものです。
生来の引っ込み思案ですから、諦めて逃げるという選択肢もあったのですが、なんとかスタートを切ることができました。
動画のアップにあたり、僕はメンタルブロックをはずしていく必要がありました。
繰り返すけど、メンタルブロックをはずすには小さなことからやるのが大事だった
この記事は僕がどのようにメンタルブロックをはずし、必要と思った動画の撮影をするに至ったかを書くのですが、結論はごくありふれたものです。
一番重要だったのは、小さなことからやる。超えても大した成果のないことからやるということでした。
めちゃくちゃ低いハードルを設けましょう。今回はこれだけできたらオーケーということを、カッコつけず、ベイビーステップでコツコツやっていきましょう。
以下具体的にどうしたのかを書いていくので、やりたいけどなかなか勇気が出なくて一歩踏み出せないという方がいらしたら参考にしてもらえばと思います。
メンタルブロックってなに?変化を嫌う心の働きのこと
メンタルブロックって、正式な意味はあまりよく分からずに使っているのですが、大きく言えば「変化を嫌う心の動き」だと思います。
なんにせよ僕ら、未来に変化が訪れそうなことって恐怖を抱きますよね。
知らないところに行く、知らない人に話しかける、今までやったことのないことをやる。
それをすると、自分では予測できない未来が必ずと言って良いほど訪れることが分かりますから、ちょっと尻込みしてしまうし、強いてやる必要のないことならやらない、という選択をする人が多いと思います。
その予測できない未来というのが仮に、良い結果を招くと予想できる未来だとしても、僕らはなかなか一歩踏み出せない。良いも悪いもなく、ただただ僕らは変化が怖い。
だから「やらなければならないこと」「強くやりたいと思っていること」ならできるかというと、そうではないのですよね。
むしろ必要であればあるほど、成功に対する期待と、失敗の可能性などが頭にちらついて怖くなるものです。
動画を撮るのは怖かった。最初は姿と顔だけとりあえず晒した
普段youtubeの動画など見慣れているのですから、動画を投稿することに大した意味はないと思いつつ、いざ自分の顔を出し、声を出すとなると怖かったです。
容姿に自信があるわけではないですし、声は昔から小さいと言われ続けているので人前で喋るのにはコンプレックスがある。
結婚式でのスピーチ大失敗とどう向き合うか。謝辞失敗の原因と失敗後のメンタル
自分の結婚式のスピーチはかなり失敗でしたね。
友人の結婚式のスピーチはわりと喋れたんですけど、自分が主役のときの消耗は異常でした。
さて、そんな僕にとって最初から喋る動画を作ろうと思ったけれど無理でした。
実際に喋る動画を撮影してみたのですが、どうしても言いたいことを言いきることができず、時間もものすごく長くなってしまったので、やっぱり順番に、低いハードルを設けてやらなきゃダメだと思いました。
だから最初は喋らずに姿だけが映る動画を作りました。それが以下です。
いわゆるルーティン動画、日常動画のようなものを撮ってみました。
んー改良の余地はありそうですけど、具体的にどうするべきかが分からない。他のルーティン動画なども見て研究ですね(もうブーム去った疑いもあるな)。
この動画、途中で唐突に顔を出しているのですが、ここで顔出しというメンタルブロックを解除することを狙いました。
最初の動画で顔出してる!というのは、今後顔を出す上でかなり精神的な負担を減らしました。
喋ったし、「とにかくなにか喋って投稿すればオーケー」と動画内で言った
次に上げたのか以下の動画です。
動画内で本来言う必要のない、「今日の目標はとにかく何か喋って投稿すればオーケー」ということを言いました。
そうすることで喋るのもだいぶ楽になりますからね。
見ている人はなんでそんなに慎重なのっていうか自意識過剰なのって思うかもしれないけれど、傍から見ると些細なことでもなぜか全然勇気が出ないことってありますよね。
僕の場合、自分を映す動画投稿がそれでした。
だからハードルは低く低く設定して、見ている人にとって僕がそんなハードルを越えてもなんの感慨も感動もないようなことから越えていかなければなりませんでした。
ちょっと自分にとって新しいことをやっても何も変わらないということを知ると心がそれを受け入れる
ハードルを低く設定したにも関わらず、はじめの喋る動画では撮影と編集に4時間ほどかかってしまいました。
ちらとでも見てもらえばわかると思いますが、大したことのない動画です。
しかし最初の動画でハードルを越えておけば、次の動画はかなり楽に。自分が何か思い切って新しいことをやっても、何も変わらないということを実感できると楽になります。
何かを変えたくて新しい行動は起こすのかもしれませんが、僕らの心にとって大して変わらないという感覚はとても安心を生むようです。
そして、大したことないと一度認知してしまえば、新しいことが一つできるようになってるんですね!
三日目に上げた以下の動画では、一発撮りができるようになり、編集も30分とかからず終えることができました。
変に自意識過剰になることがなくなったのです。
やっとスタートラインに立てたという感じです。
最低限、顔を出し、声を出すことに恐怖がなくなると、やりたいことが芽生えてきました。
まちづくりについて考えてることを喋りたい。
僕が執筆に使っているコワーキングスペースの紹介を上手にしたい。
朗読の動画などを作りたい。
色々な部屋での執筆風景をルーティン動画にしたい。
最初から理想を完璧にこなすのは難しいです。
中にはできる人もいるかもしれませんが、あまり無理をすると一回で燃え尽きてしまう可能性がある。
僕は毎日更新して、まったく緊張も気負いもせず動画を投稿できるようになることが重要だと考えたので、最初は姿と顔を見せるだけ、一日目は何か喋れればオーケー、二回目は一発撮りに挑戦しよう、という風にコツコツやっていきました。
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