コミュニティ・メカニズム

「自分の意見を持たない」という個性が面白くする社会。/僕らが「普通」なのはなぜだろう。

僕らは今、個人レベルでも、多分市町村とかって地域レベルでも「個性」を強く求めているのだと思う。でも、よく考えてみれば「個性」って与えられるような気もします。だって僕たちはもともと全然違うものなのだから、考えるまでもなく「個性」は持ってる。み...
自分で考える創作論

『草枕』の創作論/芸術は僕たちの現実を少しはマシにしてくれているだろうか

グローバル化が進む昨今の文明社会においては、あらゆるものが全体的に欧米化ないしは西洋化していくものなのかなと思います。 食べ物は言わずもがなだけど、建造物や文化的なことまで、日本人の僕らは割と節操なく、なんでも受け入れる傾向にある。逆に東洋...
自分で考える創作論

夏目漱石が至った境地「則天去私」は客観性を保ちフラットな思考をするための創作論

夏目漱石の思想にまつわる有名な言葉に「自己本位」と「則天去私」というものがあります。特に「則天去私」が有名なんじゃないかと思うんだけど、これは確か中学だか高校だかで、「晩年の漱石の思想であり、長い作家生活の末、遂に漱石はこの域に達した」みた...
スポンサーリンク
発想と行動を記録する

フラットで客観的な見方ができる人になりたい。朝は朝、夜は夜。晴れは晴れ。曇りは曇り

文明社会の独善的な僕ら。バカにされる優等生とそうじゃない優等生 ほんとに自分が嫌になる!僕たちが自己嫌悪に陥るのはなぜか。 僕らは今「ありのままに」、「自分らしく」生きることができているのか。 この三つの記事はいずれも同じことを書こうとして...
自分で考える創作論

夏目漱石『草枕』の冒頭は続きがかっこいい。芸術は尊い。

夏目漱石著『草枕』の冒頭はと言えば 山路を登りながら、こう考えた。 智に働けば角が立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。 というところまで覚えている人は多いと思いますが、この先がかっこいいのです。 あら...
自分で考える創作論

「嵐」のメンバーカラーと役割が、完璧な「表現」のバランスを生み出している。

前回は嵐のライブに行って感じたことを記事に書きましたが、今回はその流れで、嵐のアーティスト活動を参考にした創作論を書こうと思います。 ※この記事と前回の記事は2015年度のライブに行った際に書いたものです。また、ライブの内容に触れるものでは...
共有したい情報

男が嵐のライブに行ったら浮くのか。それなりに浮くけど、どうでも良いくらい誰でも感動できるよ。

2019年1月27日 追記 嵐の5人が2020年を区切りとして休止を発表しましたね。 嵐でいるため、そして大野さんの気持ちを尊重するための判断に嵐らしさを感じ、本当にカッコいいグループだなと感じました。 それにしてもやはり寂しいですね。ちょ...
自分で考える創作論

松尾芭蕉にたずねる創作論/不易流行は精神論か技術論か

【創作論】自分を消すため形式の鬼となれ というものを以前書きました。 どんな創作物にも形式というものはあって、それを守ることが大切という普通の話し。 だけど創作を志す人は、自分の持ち味を出したいし、形式化されたものやパターン化されたものをな...
発想と行動を記録する

多様なものを多様なままにしておく工夫

多様性が叫ばれる時代ですが、世界というものはそもそも多様なものですよね。 世界はもともと多様です。「多様性を尊重」とか、「多様性のある社会」とか、そういうスローガンを掲げるまでもなく、そもそも多様。そういうスローガンを掲げることそのものが「...
コミュニティ・メカニズム

なぜ夫婦は離婚し、カップルは別れるのか。それはきっと文明が崩壊する理由と同じだ。

「文明はなぜ崩壊するのか」という問いに出会って、はじめに参照したのはジャレド・ダイアモンド著『文明崩壊』でした。 文明崩壊(上巻)   posted with ヨメレバ ジャレド・ダイアモンド/楡井浩一 草思社 2012年12月 楽天ブック...
スポンサーリンク