今日はお土産でいただいたチーズケーキを食べた。
子ども用には小さめに切ってあげたら、たちまち食べ終わってしまって「もう一回食べる」と言った。
「もう一個」じゃなくて「もう一回」なことに、少し子どもなりの感覚が籠っている気がした。
この話からどこがどう言語的に成長しているのかと言われると正直よく分からないのだけど、多分、ワンホールあるチーズケーキから少し切り取って自分の皿に置かれた、ということが分かったから「もう一回」と言ったのだろう、と思う。多分。
何となく、もうそんなことも分かるんだなーと思った話でした。
ぬるい水とぬるいお湯
あともう一つ、これは子どもと関係ないんだけど、こうやって子どもの言葉について考えることが多いからか妻が、ぬるい水とぬるいお湯って違うよね?と突然言い出した。
確かに違う。どちらが主か、という話だけど。
水が期待ほど冷たくなかったら「ぬるい」と言うし、お湯が期待通りに温かいもしくは熱くなければ「ぬるい」と言う。
何度から「ぬるい」のかではなく、あくまで「期待と比べてどうか」という感覚で「ぬるい」は使われる、のかな?
例えばお風呂であれば38度くらいでぬるく感じる?
70度のお湯になんて熱くて入れないけど、お茶を飲もうとするとぬるくて物足りない。
そう言えば「やり方がぬるい」みたいな言い回しがあると思うけれど、このときのぬるいの対義語ってなんなんだろう。厳しいとかかな。
まあそれは良いか。
最後にまた子どもの話に戻るけど、うちの子、お風呂入ると必ず「ぬるいねー」って言うんだよな。絶対ぬるくないんだけど。むしろ熱いくらいのときも「ぬるいねー」って言う。戸愚呂弟くらい言う。
これは「ぬるい」の認識が間違っているのか、それとも本気で「ぬるい」って思ってるのか。
子どもの言葉にはミステリーが多い。
コメント