ペレットストーブの炉にペレットが溜まってしまう問題

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ペレットストーブを使っています。

ペレットストーブの実際に使ってみての燃費や使い心地は  ペレットストーブの燃費、使い心地  でなんとなくまとめてあります。

この記事ではさいかい産業SS‐1を使っている僕が直面しているペレットが炉に溜まってしまう問題について考察したいと思います。

検索してもこれだという情報が出てこず、地味に困っているので少なくともこんなとき炉にペレットが溜まるということを分かったところまでメモしておきたいと思います。

今度設置してくれた煙突屋さんに相談してみようと思いますが、前段階としてこれまで自力で調べて試してきたことを書き記しておきたいと思います。

また、これを読んでくれた誰かが解決法を知っていて、教えてくれる方がいるかもしれない、という淡い期待も抱いています。

いずれにせよ同様のケースで困っている方の参考になれば幸いです。

Contents

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ペレットが炉に溜まることの何が問題か

ペレットが炉に溜まることの問題は大きく二点。

燃え尽きないペレットが溜まっていき、次第に溢れてこぼれてしまうこと。

溢れてしまうので、ペレットが燃え尽きないので火力を上げたくても上げられない。

ペレットストーブは簡易な薪ストーブと考えて良いと思います。

単純に木を燃やして炎を生み出すのです。

燃料はペレットですが、ペレットは木材を粉々にして圧縮したものです。

ペレットは薪と違い一粒一粒が小さいですから、それぞれ簡単に火がついて、随時燃え尽きていきます。

燃え尽きたペレットは灰になって炉の底に空いた隙間からこぼれ落ちていきます。

つまり、ペレットの代謝があるということ。

ペレットが炉に溜まってしまうということは、ペレットの代謝がうまくいかず、火力も足りなくなる上にペレットが積みあがってしまうので、一度消化し掃除をしなければならなくなります。

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なぜ炉にペレットが溜まってしまうのか

なぜ炉にペレットが溜まってしまうのか。

まずさいかい産業さんのホームページに「故障かな?と思ったら」があったので参照しました。

  • 燃焼ポットが傾いている
  • 燃焼スイッチが入っていない
  • ペレットの投入量が多すぎる

燃焼ポットは傾いていない。

追記:と思ったけど傾いてました!横から見たら微妙に傾いていることが判明しました。傾きを直せば順調に燃えたので、傾きがすべてでした!

うちのペレットが溜まってしまう問題は解決したのですが、以下は傾きを認知する前に考えたペレットが溜まってしまう原因になります。参考までに残しておきます。

  • 炉にこびりついた灰のせいで燃え尽きたペレットが落ちなくなっている。
  • ペレット自体が夜の間に冷えていて、結露のような状態になっているので燃え始めるまでに時間がかかっている。
  • 機械の火力調節(落ちてくるペレットの量調節)ダイヤルが壊れていて、過剰にペレットが落ちてきてしまう。
  • 炉が充分に暖まっておらず、灰がすぐに固まって落ちにくい状態である。
  • 室内の温度が低すぎて、熱を生み出すのに十分な吸気ができていない
  • 空気の吐きだし口にかぶるように灰が溜まってしまっていて、上手に空気が循環していない

炉にペレットが溜まってしまう問題の解決法

溜まってしまう可能性のある要因に、一つずつ対処していきました。

ペレットストーブの炉を綺麗にした

まず炉にこびりついた灰のせいでペレットが落ちなくなっている可能性があるので、念入りに掃除をしました。

毎日ある程度キレイにしており、空気穴や底が塞がれてるという感じでもなさそうなので、これがメインの原因ではないと結論しました。

ペレットの調節ダイヤルは壊れていなかった


次にペレットの調節ダイヤルが壊れている可能性ですが、壊れていませんでした。

炉が冷えてるせいで灰が落ちないのかどうかは分からない

炉が十分に暖まらないと灰が落ちていかないのかどうか検証するのは難しい。

充分に暖まるとはどの程度の温度なのか。

でも念のため、ゆっくり燃やすことにしている。

ゆっくり燃やして、部屋の温度の高まりに合わせてペレットの量を調節していくとなかなか調子が良い。

気温が低すぎて燃焼効率が悪くなってる?

室内の温度が低すぎて熱を生み出すのに十分な吸気ができていないんじゃないか。ペレットストーブの仕組みが分かってるわけじゃないのでただの憶測。

そう思ったのは、朝一で着火したペレットストーブでペレットが炉に溜まる傾向にあるからです。

一度ペレットストーブを消して掃除をしてから着火するととても順調に燃える。

違いがあるとしたら、朝一と比べ室内の気温がある程度上がっていることです。

空気の吐きだし口にかぶるように灰が溜まってしまっていて、上手に空気が循環していない

空気がうまく循環してないときは火の様子が違います。

どうでしょう。見比べてみると全然違うと思います。

この動画のときは、一番下の灰受けに灰が溜まり過ぎていて空気が分散しているようでした。

ペレットが溜まるときにも火は上の動画のようにボワボワするので、一目で調子良く燃えてるかどうか分かります。

燃焼スイッチを入れ忘れたときにも、上の動画のように火がボワボワになります。

現状のペレットが炉に溜まってしまうときの効果的な対策

炉の傾きをよく確認する(最重要)

炉の傾きの可能性は考慮しつつもしばらく見逃していました。

正面から見るとまったく傾いているようには見えなかったです。

横から覗くようにしてよく見てみたらわずかに傾いていたので、なんか炎がボワボワするなってときはまず傾きをよく確認するのがおすすめです。

繰り返すけど傾いてました!横から見たら微妙に傾いていることが判明しました。傾きを直せば順調に燃えてくれました。

一度火を消して、改めて着火する。

二度目に着火してペレットが溢れることは今までにありません。

着火剤が多少もったいないのと、火が完全に消えるまで待たなければならず部屋の温度が多少下がるのがネックです。

灰受けなどをとにかく掃除する

一番下の灰受けは一週間に1度程度の掃除で良いと聞きましたが、3日に一回くらいした方がもしかしたら良いのかもしれません。

大した労力ではないので、これは実行していこうと思います。

今のところ以上。

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