テキスト文化は本当に終りなの?ブログオワコン説を受け入れた上で書くものについて

ブログについて

ブログオワコン説って定期的に流れるらしいですが、僕はイケダハヤトさんのyoutube動画で「ブログはオワコンです」って聞いたのが感覚的には初めての経験でした。

ブログがオワコンな理由の一つにテキスト文化はどんどん衰退していく、という風に説明されているところがありました。

人は楽な方に流れます。面倒なものを遠ざける傾向があります。

それは確かにそうなんですよね、一度便利なものに触れると、それ以前の道具を使うのが非常に野暮ったく、不便に感じる。

なんだかオワコンと言われると、ブログを書くことがダサく感じるというか、とんでもなく間違ったことをしているんじゃないかって気持ちになってソワソワしてしまうのだけど、惑わされるな自分、と思うわけです。

オワコンじゃない、とは言わない。だけどテキスト文化は終わるというのは少々極端に感じる。

というか、僕は小説を書きたいんや!って言ってるのだから、テキスト文化が終わりと聞いて、そうかー終わりかーって鵜呑みにするのはちょっと素直すぎるだろうと。

だって僕は世の中がどれだけ進化しようと多分小説を読む自信がある。

最新技術によって、ソードアートオンラインの世界みたいに、仮想世界に丸ごと入り込めるようになっても、多分その中で本読んだりすると思うんですよね。

あ、「仮想世界の本屋さん」という設定で小説を考えると、ちょっと別次元のルールで構成された小説が書けそうですね。今書く予定のもの全部書いたら試してみよう。

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お役立ち情報やハウツーは動画の方が良いよね

ブログがオワコンっていうのは、ブログで大きな市場に打って出るのはもう無理があるよねという話です。

ブログの世界で稼ぎやすいものというのは得てしてお役立ち情報であり、ハウツーであります。

人の悩みに簡潔に答える。人の解決したい問題を解いてあげる。

そういう、すぐさま結果が欲しいこと、答えが欲しいことに関しては、確かに文章は野暮ったい。自分でテキストを読んで、どこが重要なのかを判断して、自分の血肉にするのはなかなか骨が折れる作業です。

その手間は省いて、簡潔に音声や動画で解説しているコンテンツがあれば、みんなそちらへ流れていくのは当然。そういう意味でブログで大きく稼ぐのはオワコンなんだろうなと思います。

例えばゲームの攻略でも、文字のサイトと後略動画があったら絶対動画の方を見ますもんね。僕は少なくとも最近そうですね。ダンジョンの宝箱のありかとか文字で見てもよう分からんってなりますもんね。

余談だけど僕たち夫婦は昨日やっと『ゼルダの伝説‐ブレスオブワイルド』をクリアしました。僕たち夫婦っていうか、9割方妻がプレイして僕は見てるだけなんですけど、いやー時間かかった。

そもそも購入してからプレイし始めるまでに1年くらいかかってるんですよね。結婚式やら何やらあって、先にドンキーコングに浮気しちゃったりして、始めるまでにそもそも1年くらいかかってる。

マジで余談になっちゃったけど、何度かプレイ動画にはお世話になりました。

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テキストじゃなきゃいけない領域もあると思いませんか?

例えば僕は、好きな作家の小説で音読されているものを聞いても、正直本で読むような感動とか興奮を感じることができないんですよね。

むしろ、洗練されたテキストだからこそ、音声のほうが遅くてリズムが合わずに野暮ったく感じることがある。

聞いて読むメリットはあります。目で文字を追うよりも頭に入りやすいというか、例えば読みにくい漢字(地名が多い)で躓いてんー、ってなることがないのでストレスが少ないです。

自分の頭の中の音声で、自分の頭の中の映像で積み上げなければ発揮されない芸術性というか、文字で構成された情報によってはじめて生まれる感覚というのがあると思うのです。

具体的に言えば、違和感やズレを無視した先に顕現する、独特の映像がある。

それは思い出のような姿をしています。断片的に鮮やかで、ムラがあって、だからこそ心に残る、みたいな心象風景です。

これまでブログ記事でたくさん書かれていたお役立ち情報やハウツーやお得な情報、最新情報はどんどん動画で作られるようになっていく。

聞き流すだけで多くの情報をキャッチできるようになって、忙しい現代にマッチしたコンテンツとなる。

だけど一方で、人の記憶に残ったあと、心の燃料になるようなイメージというのは、文字によって作られていくと思う。

僕はイケダハヤトさんみたいな有名なブロガーさんが、ブログオワコン、テキスト文化終わりって言っているのを聞いたとき、「ああ、ということは役にたたなそうなテキストはどんどん増えていくかもしれないな」「文字情報の芸術性が上がりそうだな」と感じました。

もしかしたら、インターネットは美術館とか博物館にいるような感覚になる空間になるのかもしれません。

じゃあそういう文字の羅列を目指してブログを書いていけば、新しい時代にもマッチするかもしれない。そう思ったわけです。

参考動画としてイケダハヤトさんのブログがオワコンである5つの理由を貼っておきますね。

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