トップランナーっていう番組でラーメンズの名前の由来を小林賢太郎さんが話していた記憶があります。
ラーメンズのラーメンはドイツ語の「rahmen」で、「枠」とか「額縁」という意味があるそうです。
「ラーメンズ」というコンビ名では、この「rahmen」の最後に複数形の「s」が付いてるわけですが、ドイツ語だと複数形の作り方が違う、んだったかな?で、造語になってしまっている。
しかし、こうして本来sを付けて複数形にするべきではないのに無理やりくっつけてまで「枠」を複数なんだと表現しているという点にこだわりがあると。
というのも、「枠」を何個も重ねていくとやがて「箱」になります。
舞台を主戦場とするラーメンズは「箱」との関わりが深いのだと小林賢太郎さんは語ります。
例えば劇場のことを「箱」と呼んだりすることがあるし、プロットを「箱書き」と呼ぶこともある、加えてラーメンズが舞台上で使用する小道具は「箱」だけだったりする。
こんな意味が「ラーメンズ」のコンビ名に込められてるんじゃないですか?って言ったファンの方がいるらしく、この由来がカッコ良かったから以降その通りに説明している。
そんなことを言っていました。実際は食べるラーメンのことだとか。
どっちが本当なのか本気で分からないですよね。本当にラーメン美味しいしラーメンズで良いかとかってつけてそうでもあるし、凝った、お洒落な由来を考えてもいそう。
真相は分かりませんが、ここのところ「枠」について考えていたので思い出したエピソードでした。

ラーメンズに関する記事が地味に多いですこのブログ
中学生くらいからラーメンズのファンでコントや演劇作品は何度となく見てるのですが、だから地味にこのブログではラーメンズに関する記事も多いです。
せっかくなのでちょっとまとめてリンクを貼っておきます。

小林賢太郎の作品でよく出てくる「向いててぇ」というセリフが好きな話

【ラーメンズ】小説家らしき存在「誰でも一生に一本くらいは面白い物語を書くことができるもんですねえ」

【ラーメンズ】舞台『tower』の芸術コントと不器用なコミュニケーションについて

井伏鱒二『山椒魚』とラーメンズのコントの共通点「哀れ、滑稽、諦念」

コメント
よく思い出してください
ひとしきり、その話をして…
小林「と、言ってきたファンの方がいたんです」
司会者「違うんですか!?」
小林「違いますね」
片桐「だって、ただのラーメンだも〜ん!」
が真相です。
ググってみたら動画もあったんで、ご参考までに
ラーメンズ トップランナー – YouTube
https://m.youtube.com/watch?v=MnXAni9_BF4
当時、お笑い好きの友人との間で
「やっぱ小林すげ〜」
と話題になりました
あ、よく読んだらそこまで書いてましたね
非常に失礼しました…
通りすがりさん
コメントありがとうございます。タイトルが断定調なのがいけなかったかもしれません。個人的には、それでもなおどっちが真実なのか分からない点が面白いと思います。