乱読するデメリットが多くなってきたので止めようか悩んでる

発想と行動を記録する

僕は乱読派で、常に読みかけの本が10冊前後ある状態です。

一冊読み終わったら三冊読む本を増やし、一冊もう読まなくて良いかなという本を切り捨てるという感じ。

だから結果的に読まないで終わる本もたくさんあるのですが、乱読のメリットはまさにそこにあって、ざっとたくさんの本をスキャンして読み切るかどうか決めることで自分にとって良い本を見つけやすくなる、気がする。

それで今までわりと多くの本に触れられたと思います。

しかし、最近は乱読のデメリットが目立ってきたので、止めようかなと悩んでいます。乱読家になろうと思ってなったわけじゃないから止めれるのかどうか分からないけど、禁欲的になってみても良い頃合いかもしれません。

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乱読のデメリット

乱読に感じるデメリットは以下の3つです。

  1. 部屋が散らかる
  2. 楽な本にばかり寄りかかるようになる
  3. 読み切れる本を見つけるだけで満足するようになる

部屋が散らかる

部屋が散らかります。

読みかけの本が積みあがっていくので、本をしまうという概念がなくなります。

我が家には今赤ちゃんがいまして、子どもが活発に動けるようリビングのテーブルを縮小したり、かと言って余計なものに触らずに済むように危険物を高いところによけたりして、大人のスペースは圧迫されぎみ。

だから本が散らかっている状態というのはあまり好ましくありません。

散らかせる場所が必要、だとは思ってるのですが、背に腹は代えられない。敗北です。

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楽な本にばかり寄りかかるようになる

たくさんの本をスキャニングして自分に合う本なのか、面白い本なのかをざっと確かめながら本腰を入れて読むものを決めてきましたが、歳のせいなのか、結局読んでいて楽な本に偏って読むことになります。

読んでいて楽な本というのは、普通にファンの作家とか、娯楽性の高い軽めの作品とか。

意識的に食わず嫌いを避け、思わぬ良書に出会う、という意味では乱読は良い方法なのですが、それでもだんだん楽な方に偏ってくるのです。

これを意識的に乗り越えるのはなかなか難しく、読書に挑戦を求めるのであれば、これと決めた本をどれだけ時間がかかっても集中して読むぞ、という心意気が必要な気がします。

読み切れる本を見つけるだけで満足するようになる

これが困りました。たくさん本を読んできているはずなのに、満足する場所がものすごく低くなっていることに気付きます。

これは読み切れる本だったぞ、と思うだけで満足している自分に最近はよく出会うのです。

まるで文字の多い本を読めたことに満足する幼な子のようです。実際、小さい頃は日本昔話を読み切れたというだけで嬉しかったものですが、興味を惹かれる本が多くなった大人になって同じところで喜んでいてはダメだと思いました。

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まとめ

乱読にはメリットもたくさんあると思います。

読む本の数はたぶん誰でも多くなる読み方だと思う。

しかし最近ではここまで挙げたデメリットを感じる機会が個人的に多くなってきたのと、もっと強い本と格闘したいという気持ちが強まってきたので、一冊ずつ集中して相対していこうかなと考えています。

それに読むべき本リストが頭の中にあるだけで、集中力が50%くらい落ちてるような気もしますしね。

ただ、本を読むことが好きな人なら分かってもらえると思うけど、何かを読んでいるうちにあれも読まなきゃこれも読まなきゃっていう謎の焦りが芽生えてしまうのですよね。

だからすぐに乱読を止められるのかどうかは分からないけど、ひと月一冊手ごわい本を読めたら良い、くらいに思いながら乱読卒業を目指してみようと思います。

一月一冊、ブログにまとめながら読書をするみたいなことしてみようかな(できなそう)。

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