リモートワーク 在宅ワークでモチベーションを維持する方法

共有したい情報

新型コロナの影響で急にリモートワーク、在宅ワークを課せられたという方が大勢いらっしゃると思います。

自ら在宅ワークという働き方を選んだわけでもなく、時代と運命のいたずらから「家を職場にする」というイレギュラーな事態に巻き込まれている方の中には、思ったように仕事が進まないとか、モチベーションが維持できないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

僕は大学を卒業して以降、在宅ワークを10年以上続けています。

そのことを知っているバイト時代の先輩から、在宅で一人で仕事しててどうやってモチベーション維持してるの?と聞かれたので、もしかしたら自分の経験が誰かの役に立つかもしれないと考えこの記事を書くことにしました。

ちなみに先輩には「身体を動かすことが絶対に大事」と一つだけアドバイスさせてもらいました。

がしかし、考えれば考えるほどそんな単純な話じゃない。

在宅ワークには向き不向きがあること、在宅ワーク向きの仕事とそうじゃない仕事があること、有効なモチベーション維持の方法は人により異なるので、それぞれが高速で試行錯誤をするしかないこと、などの考えるべき課題があります。

この記事で書くのは、あくまで個人の経験に基づく一意見ではありますが、これらの複雑な要素をできるだけ平易に均し、在宅ワークを乗り切る術を考えるヒントになったら良いなと思います。

Contents

スポンサーリンク

在宅ワークには向いてる人と向いてない人がいる

薄々感づいているとは思いますが、在宅ワークには向いてる人と向いていない人がいます。

1人の方が集中して作業をこなせるという人もいれば、周りに集中している人がいるとつられて集中できるというタイプの人もいるはず。

学生時代、一人で勉強した方が良かったか、何人かで勉強した方が良かったか。これがそのまま向き不向きの大まかな指標になるのではないでしょうか。

他にも内向的な性格なのか外交的な性格なのかも大きく関係していると思います。

1人でも集中しようと思えばできる、という方でも、ご家庭にペットや子供など、いると何となく気になる存在がいると「環境的に不向き」となっている場合もあるかと思います。

この記事を読んでいる方がいるとすれば、当然「思ったように集中できない」というお悩みを持っているはずです。

「環境的に不向き」な状態に置かれているのであれば何とか工夫して静かな環境を作るか集中を諦めるしかありませんが、もっと精神的な部分に起因しているのであれば、以下のような方法が使える可能性があります。

自分は在宅ワークに向いてないかも……と思う人ができること

あなたは誰かとのコミュニケーションを欲するし、誰かの視線を欲している。

また、そういった誘惑に弱いのかもしれません。

家には様々な誘惑にあふれています。コミュニケーションを欲すると言いますがそれは単に友達と話しながら仕事したい、というようなことだけでなく、SNSが見たくなるという気持ちや、テレビをつけておきたいという気持ちがわいてきてしまうというようなことも含まれます。

誰かの存在を感じるものに対して強烈な磁力を感じる。

簡単に言えば寂しがりなんでしょう。

仕事をしなければならないなら、とりあえず携帯電話を触れないところに置く、本も視界に入れない。パソコンがそもそも最大のコミュニケーションツールなのが厄介なところですが、とりあえず余計なタグは閉じましょう。

とにかく視界にコミュニケーションツールや余計な文字情報、顔、声などをいれないことです。

在宅ワークに向いていようがいまいがこれらの誘惑に勝つのは難しいことです。視界に入れないのが大事です。

スポンサーリンク

在宅ワーク向きの仕事と在宅ワーク向きではない仕事がある

急に用意された在宅ワークでしたら、単純作業が多いのでしょうか。

本当に僕個人の考えではありますが、単純作業は在宅ワークに向いていません。

いくら単純で楽な仕事でも、15分集中するのでさえ苦痛でしょう。これでお給料をもらえるのだから、と言い聞かせても無駄です。

単純作業を一人で黙々と行うのは気が狂わんばかりの苦行となります。

アイディアを練る、アイディアを広げる、アイディアを深める、何かを頭に叩き込む、身体を使って練習する(プレゼンの練習など?)が在宅ワークに向いていると思います。

もしくは「これは私だからできること」と自然に思える仕事が在宅ワークに向いてる。

実際、これまで自ら選んで在宅ワークをしていた人たちがやってることって文章を書いたり絵を書いたりプログラムを構成したり、かなりクリエイティブな仕事に寄ってますよね。

クラウドソーシングサイトではデータ処理など単純なタスクが上がっていたりしますが、これで仕事を続けるにはかなりの精神力が必要となると思います。

単純作業ゆえにモチベーションが維持できない人ができること

うわそうだ、単純作業だからモチベーション維持できないんだ、と思った方は運動をしましょう。

集中力が落ちたと思ったらスクワットをしたりストレッチをしたり、とにかく体を動かします。

血流が頭に向かうだけで単純作業の集中力も一時的に上がります。多少疲れた体くらいの方が単純作業は捗るものです。

本当は散歩に出かけるのがおすすめですが、新型コロナの影響で家にいるのに外に出るってのはなんだか違うかもなので、家でできる運動をしてみてください。

じゃあ運動のモチベーションをどうすれば良いのだ、という方は、……どうすれば良いでしょうかね。

目の前の仕事を片付けるかスクワットを50回するかだったらどっちがマシだろう?って考えてみてはいかがでしょうか。これは確かメンタリストdaigoさんが言ってたことです。

細かい文脈は忘れてしまったので正確ではないかもですが、「休憩時間に運動か瞑想かをする」というルールを決めておくと、運動がしんどいので瞑想ができるようになる、と仰っていました。

目標の行動よりしんどい行動を選択しのもう一方に据えると、楽な方を選ぶので結果的に目標の行動を取れるようになるというものです。このテクニックは使えるのではないでしょうか。

今の場合、ちょっと運動するか仕事を続けるか、という選択しにして、運動をするということです。

いずれにせよ仕事がはかどる仕組みになるわけですね。

食べるとかちょっと携帯見るとか横になるとかダメ絶対

あー疲れた、ちょっと集中力も落ちてきたし何か口にいれよう、ちょっとだけツイッターを開こうとか、ちょっと横になるだけとかしたら終わりなのでやめましょう。

なんどこのパターンで思ったより仕事が進まない状態に陥ったことかわかりません。

皆さんが置かれている在宅ワークの形態はよく分かりませんが、働く時間が決まっているのであれば先ほど書いたコミュニケーションの誘惑だけでなく、食欲とか睡眠欲とかの誘惑も遠ざけなければなりません。

有効なモチベーションの維持法は人により違う

有効なモチベーションの維持法は人により違う、とは思うのですが、本当にそうなんでしょうか?

いやそりゃ違うとは思うのですが、何パターンかしかないと思うのです。

これができたら誰かに褒められるぞって思ったらやる気が出たり、これができたら一皮むけるぞと思ってやる気が出たり、単純に体を動かしたり、手を動かしたらやる気が出たり(作業性興奮でしたっけ)。

これが終わったらお酒が飲めるぞとか誰かに会えるぞとかというパターンもあるかもしれませんし、早くやればはやく終わるということがモチベーションになる人も、お金がもらえるというだけで十分なモチベーションを維持できる人もいるかも。

でもその程度じゃないですか?

無責任なようですが、それぞれ置かれている状況や課せられたタスクが違うと思いますから、色々試してみるしかないと思います。

高速で試してみることです。自己理解が大事です。自分は何を動機に動く人間なんだろう?と、この機会に見つめてみてはいかがでしょうか。

番外:在宅ワークを課せられてる人は副業を行うチャンスでは?

在宅ワークをしてみると、こういう仕事なら家でコツコツできるなーとか、もっとこういう仕事なら楽しいのになーとか思うもんだと思います。

例えば単純作業を強いられているのであれば、もっとクリエイティブな仕事がしたいとか思う。

そういう欲求を尊重して、この機会に副業を始めてみてはいかがでしょうか。

ブログ書いたり、絵を書いたり、今流行ってるのは動画編集やプログラミングでしょうか。そういうのはやっぱり家で一人で作業するには向いてるものです。

また、大方の予想では今後リストラがものすごく増えるとも言いますし、収入源を他に用意する準備だけでもできたら精神的に良いのではないかとも思います。

何より、モチベーションの話で言えば努めてる会社から機械的に降りてくる仕事より、自分のための自分が作る仕事の方がやる気が出ます。出ますっていうか月とすっぽんレベルの違いだと思います。

その時間を確保するために降りてきた仕事はさっさと終わらす!みたいな気持ちもモチベーションに火をつけるかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました