選択と集中ができない・目標を一つに絞れない病

landscape photography of snowy mountain自分で考える創作論
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最近深刻だと思っているのは、自分の癖というか、中途半端な行動に至る思考の傾向。

タイトルにあるとおり、目標を一つに絞れない。

いわゆる「選択と集中」というものをしなければならないと思ってはいるのだけど、何かやり出すと他の何かに惹かれてしまってそっちも中途半端に手を出す。

中途半端に手を出しては飽きてしまったり、やってる途中でやっぱりこんなことしてる場合じゃないって気分になって本気になれなかったりして、結局何事も成し遂げられずに生きてしまう。

これは由々しき問題で、克服しなければならないものだと思うのだけど、自分一人の力ではできないかもしれないと最近薄々気付いてる。

同じような癖をお持ちの方は、僕が言うのはおかしいかもしれないけれど、誰か頼れる人がいたら頼ったら良いと思う。コーチング的なことにお金を払えるなら払ってでも、目標の設定とそこに向かって邁進するための道筋を誰かに管理してもらった方が良い、と思う。

僕はお金がないのでここで記事にすることでセルフコーチングをしようとしてるのがこの記事。

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具体的にどんなことに手を出してきたのか

具体的なことを言うと、例えば僕はこれまで、このブログに始まり、小説の執筆、一眼カメラ、ドローン空撮、動画の撮影、イラスト等に手を出してきた。

伴って、動画の編集ソフト、lightroom、Photoshop、illustratorなどのアプリの使い方を覚えた。いや覚えたというのは嘘で、最低限のことは何となくできる領域にあるのと、始めたばかりでまだ勉強中のものもある。

イラストは、『らくがきマスター』のような書籍を使ってコツコツと練習していた時期もあるけれど飽きてしまった。飽きたというより、途中で紙とインクを無駄にしているという意識が働いてしまってからがダメだった。浪費していると思うと手が出せなくなった。

浪費しなければ良いのならと考えたのが、炭をガラス面に放ってイラストを描く方法。いわゆるサンドアートの技法によって絵を描くことをちょっと前までしていた。これは文章を書くこと以外ではこれまでにないほど熱中したし、紙もインクも使わないので浪費する部分がなく、精神衛生上大変優れていて、僕にはあっていたけれどさっき書いた通り、こんなことやってる場合じゃないのでは?という意識が働いて今は遠ざかりつつある。

これからはCGを作れるようになりたいと思って昨日色々調べていたんだけど、今のパソコンのスペックでは難しそうだということが分かってちょっと保留してる。

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目的は小説の表現を完成させるため

なんでこんなに色々手を出すのかと言うと、目的は一つ、だと思う。

僕が僕の表現をしたいから。これに尽きる。楽しむためなら、ただ興味があるならいくらでも新しいことに手を出せば良い。でも僕は趣味が欲しいんじゃなくて、目的を果たしたいから色々手を出している。

頭の中に表現したいものがあって、あるんだけど、それがうまく表現できない。考えきれない。

それは基本的に小説という形で表現したいもので、しかし、僕は文学賞などのレースに参加する意志はなく、アマチュア作家として小説を売りたいと考えているから、小説を書いているだけじゃダメだと思った。なんていうか、いざとなったら一発で宣伝できるような飛び道具、みたいなものも必要だろうと。

世界観を伝えられる絵とか、動画やブログのような媒体で目を惹くような、訴求できるようなものは作れないだろうか、アイテムとしての文芸を作りだせないだろうかって考えて、写真とかイラストとかにも手を出してきた。

しかし写真もイラストもそれ一本でやってる人たちがいて、そういう人たちのレベルに達するには10年とかの単位の修行が必要。そう考えるとおそらくこの中では習熟度が一番高い小説に集中して書くべきだと思うんだけど、小説のみで日の目を見るのに文学賞の受賞は必須のように思える。

ならばやはり自分で色々できるようにしておかなきゃと思うんだけど、ただやるだけじゃダメで、ただやるだけだと漫然と「うまい」を目指してしまうから駄目で、自分なりの持ち味というか、特色によって、人に真似できない何かによって、自分の表現にしなきゃならなくて、いやでもだからそうものが出てくるのに10年とかそういう単位の歳月が必要でしょって話。

ってことを頭の中で延々と繰り返している。

小説の表現ってやつが完成するのかも分からないし、それがお金になるのかも分からなくて不安

こんな調子で何事も成し遂げられないままここまで生きてきてしまっているんだけど、さてさてこれからどうしたもんか分からない。選択と集中が必要とは思うけれど、今さら引き返せない感じもする。

セルフコーチングと言ったって正直どうしようもなく、だいいち、小説ひとつ取ったって書かなきゃと読まなきゃでグルグルしてる。

小説書かなきゃと小説読まなきゃで一生費やしたっておかしくないのに、動画とかイラストとかこのブログとか他にもnoteとか実に色々やってて、それが全てうまく結実して僕の表現が完成するのかどうか分からない。

完成しても次は人に評価されるのかどうか分からないし、はっきり言ってしまえば幾ばくかの資産にならなければ意味がないとも思う。

しかし何事も分からず、焦りとか迷いとか、そういうダサい心理に煽られて右往左往する人生。こわいこわい。

でもまあなんか書いたらスッキリしたというか、一つの目的の周りをまわってるんだなって感じは自分でしたから、今日のところはこれで良しとしようと思う。

それとここまで書いててなんかアイディアが出てきた。その詳細は一月後か二月後くらいに形になったら報告しようと思う。

 

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