創作意欲が湧くのを待つあいだ、僕たちがやっておくべきこと

自分で考える創作論

意欲とは言うけれど結局欲なんだと思います。

食欲とか睡眠欲みたいにどうしても満たさなきゃ生きていけないってわけじゃないけど、創作意欲は紛れもなく欲。

性欲に近いかもしれない。満たさなくても自分の人生に影響はないが、健全に満たさなければ人類が潰える。そういう意味ではとても重要な欲。

意という字がついている分、意思で以て扱わなければならないもののように感じるかもしれません。意の字に引っ張られ過ぎると創作意欲が湧かないとき自己嫌悪に陥ることもあると思う。

創作のやる気がでないのは自分が本気じゃないからだとか、意思が弱いからだ、才能がないからだと思ってしまう。

けど、「欲」の方に着目すれば僕たちがそれを待つ間にやっておくべきことははっきりするのではないでしょうか。

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黙って待つ

例えば食欲がわかないときだってあります。生きるのに絶対必要な食欲ですら湧かないときがある。

こういうときどうするでしょうか。やっぱり自然にわいてくるのを待つと思います。

だから僕らの創作意欲がわかないときにまずやるべきは、「黙って待つ」ということ。

焦る必要ないです。必要なものだからいずれ自然にわきます。もちろんある程度健康であることが大事だと思います。

そういう意味では、黙って待っている間、寝たり食べたりして体調でも整えると良いと思います。

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摂取できるだけ無理せず摂取する

風邪を引いたりして、数日食欲が出ないというときもあるでしょう。

病的な食欲のなさ。

こういうとき僕らは、「食欲はあまりないけど食べなきゃ元気も出ないし、食べれるだけ食べよう」と思いますよね。

せめて水分だけでもとか、おかゆやうどんならとか。

創作意欲が湧かない間も、無理なく取り入れることができて、無理なく消化できる創作物を食べれば良いのではないでしょうか。ドラマアニメノベルマンガゲームムービーブログ、ライトなものからヘビーなものまで、現代は食べ放題です。この機会に普段口にしないものを味見してみるのも良いかもしれません。

結局作ってはいないのだから創作意欲が燃え盛りはしないかもしれないけれど、熾火は維持できるはずです。然るべきタイミングで薪をくべれば良いです。そのタイミングは必ず来ます。

規則正しさを意識してみる

バイオリズムに支配されているなとつくづく感じます。

うちの赤ちゃんが起きる時間、食べる時間、寝る時間はわりと正確です。これは僕たち親がコントロールしているけど、その甲斐もあってバイオリズムがだいたいできてる。

実家で飼ってる猫もバイオリズムに従って生きてます。あのこ時計読めないくせに、9時くらいになったら「寝る時間にゃ」と鳴いて呼びます。

創作意欲だけまるきりランダムに湧くとは思えません。バイオ(生体)リズムとは違うもう少し精神的な波なのかもしれないけれど、何らかの法則性はあるはずです。

例えば「人と話をしたあと」とか、「空腹のとき」とか、「車を運転しているとき」とか、人によって創作意欲がわく条件の法則があるんじゃないか。それだって赤ちゃんのバイオリズムを作るように習慣付けでコントロールできるかもしれない。

確かメンタリストdaigoさんのチャンネルでも、創作意欲が湧いた状況をメモしておくと良い、と言っていました。

だからある程度決まった時間、前後の状況を意識してみるというのも、創作意欲の波を少なくするには有効だと思います。

創作を恐れない

ときには、僕らの創作意欲が頭の中で暴走し、作り上げようとしているものが大きくなりすぎてしまって手がつけられないという状況に陥ることがあります。

ありますよね?

頭の中でできてしまった傑作、理想的な完成形。そういうものを見てしまうと、手を出すのが怖くなります。

なぜなら、僕らが実際に世に生み出したものは、想像していたものより数倍から数十倍見劣りするものになることを経験的に知っているからです。

手を動かして作らないうちは傑作を頭の中に飼っておける。しかし表に出した瞬間に理想とは程遠い、未完成な何かに出会ってしまう。

だけどその恐怖に負けず少しずつでも表に出していけば精度は上がるし、手直しする時間もたっぷりあります。

1ワードでも1ラインでも1サウンドでも1ショットでも良いです。創作に繋がると思うなら掃除をしたり道具を整えたりするのも良いです。つまり1アクションも十分な創作活動なわけです。

以下のTEDトークが役に立ちます。これを見るのも創作意欲が湧くまでにできる1アクションの一つです。

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