「小説を書くこと」と「まちづくり」の共通点

まちづくりを考える

僕は田舎で小説を書きながらまちづくりをしています。

さしあたっての目標は、故郷に引きこもって小説を書き続けながら、まちをどんどん面白くすること。

「小説」と「まちづくり」を結び付けて考えてみたことがあるでしょうか?

僕は毎日小説を書くのはまちづくりみたいだと思うし、まちづくりについて考えるのは小説を考えるのに似ていると思います。

共通点。

小説を書くときに作るのは主に二つ。「舞台」と「人」です。

舞台を作って、そこで人と人が出会うことで物語が生まれます。

まちづくりは、言わずもがな町が舞台。

そこで人と人と出会うと、やはり物語が生まれます。僕にとってまちづくりは物語を作ることとそっくりなのです。

紙上ですら舞台はなかなか整わないし、人は思い通りに動きません。

現実のまちであればそれはいかほど難しいことでしょうか。

しかし、小説を書くのを止められないのと同じように、僕はまちという舞台がどうすれば魅力的になるかを考えるのを止められません。

魅力的な舞台には魅力的な人々が上がり、生じた物語はきっと面白いものになります。だから舞台作りは思いっきり時間と労力をかけて取り組まなくては。

僕にとってまちづくりは創作であり、理想はリアルタイムで生じ続ける物語の中心でそれを観察し、ほくそ笑みながら自分の頭の中で生じる物語を生み出し続けること。

この入れ子構造のことを僕はずっと考えて生きています。

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