旅行と不安の話/猫タイプ人間の旅行ストレスについて

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旅行は楽しいはずなのにどこか不安が付きまとう。

ここで言う不安とは、何か忘れ物してないかなとか、事故に遭わないかな、というような輪郭がハッキリした不安ではなく、漠然と襲ってくる得も言われぬタイプのものです。

僕は幼い頃からこの手の不安に襲われていて、出かけるのは基本的に嫌いで仕方ありませんでした。特に観光地や名所に行くのは気が重くて仕方なく、家族で出かけるというときは謎に泣いたり不機嫌になったりしていたように思います。

大人になるに連れてこの感情はコントロールできるようになってきたと思いますが、やっぱりどうしても不安はあるようです。拭えないモヤモヤがあります。

こんな話を始めたのは、2日ほど帯広旅行に行ってて、頭ではとても楽しいことが分かるんだけど、常に誰かに見られているようなと言えば良いのか、常に誰かに無視されてると言えば良いのか分からない不安がやはりあると感じたので、整理しておこうと思ったからです。

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旅行で不安を感じるのは性格と性質のせいと決めた

この不安について思い悩むのは止めました。感じるものは感じる。感じたところで害があるわけでなし、もう大人なので不安感に押しつぶされて車から出なかったり泣きだしたりすることもないので良いと思います。

最初にも言った通り、何か具体的な、輪郭のある不安とは違います。

もちろん不安感情に煽られて、家の鍵かけただろうかとか、トイレの電気つけっぱなしになってる気がする、といった強迫観念に捉われることはあると思いますが、そんな不安とは明確に線引きのある何かです。

例えるなら、映画やアニメのシーンで、主人公に不幸や逆行が訪れる寸前に演出として挿入される曇り空のようなものが頭上に立ち込めている気がします。

ちなみにやはりこうして言葉で説明するほどはっきりした何かがあるというわけじゃなくて、アニメや映画のようにデフォルメされた不安感が世の中に渦巻いているような気がするという話です。

この手の不安を感じるのは、性格と性質なのだろうと思います。幼い頃からそうだったし結局治っていないので、治るようなものではないのでしょう。そう思っていた方が楽そうなのでそう思うことにしました。

犬タイプと猫タイプのテリトリーの広げ方

旅行は好きなのかと言うと、どちらかと言うと嫌いです。

妻と一緒だから行くけど、一人で旅をしようとは基本的には思いません。どこかへ行って何かを見たいとか、体験したいという欲望がなく、また何かを食べに行きたいという欲求も基本的にありません。それらは妻と一緒でなければ成立しないことです。

どうしてなのかなと考えると、きっと慣れ親しんだ妻といるというだけでテリトリーが一定以上の質で守られ、安心するからだと思います。

自分の家から離れれば離れるほど不安感が増していきます。

猫もこの手の不安を感じているのではないかと思うのです。

自分のにおいを付けて、景色を確かめて、テリトリーを確保してからじゃなければ落着けない。見るものすべてがよそよそしく感じてしまって、臆病な気持ちになる。

あくまで便宜上ですが人のテリトリーの広げ方には猫タイプと犬タイプがあると思っていて、僕は猫タイプなのではないかと思います。

タイプの違いがなんなのか。それで不安がなくなるのか

それで、それが何なのかという話なのですが、もし他にも僕と同じような人がいたら、ちょっと安心できるかもなと思ってこの記事を書こうと思いました。

旅行に行ってもなんだか楽しめない、何となくよそよそしい気配を感じて居たたまれない気分になるという方は、まあそういう性格なんだろうと考えた方が良いんじゃないか、ということです。

その不快が、不安となって意識されてるんじゃないか。

僕今回ある美術館に行って、そこはお庭も広大で「ここは犬ならダーッと走って楽しいワン!楽しいワン!ってやってそうだけど、猫だったらいつまでもこの辺でクンクンにおい嗅いで、結局茂みの辺りで隠れるんだろうね」なんて妻と話してて、なんか分かった気がしたのです。

広い空間ではしゃぐ、はしゃがない、知らない空間で喜ぶ喜ばないにはいかんともしがたい差があるよなと。

空間を認識して自分を適応させるペースとか、方法とか、好みとか、大雑把に犬と猫くらいの違いが僕らにはあると。

まとめ

環境に慣れてしまえば不安はなくなるから、長期滞在のつもりで行けば比較的楽だとか、忙しなく観光地を巡るよりは無目的にまちを歩き、よく観察して回る方が好きだという方は、多分猫のようなテリトリーの広げ方をする人なんだと思います。

特に何もなく、目的を持たずに歩く方が充実して感じるという人は確実にいて、これは内向的か外向的かの違いと言っても良いと思うけど、僕は今回、犬か猫かだよなと思ったのでした。

精神医学に基づいた知見とかでは決してないので話半分に聞いてほしいし、そういうレベルじゃなく激しく不安になるという方は病院にかかってほしいけど、旅行をするとなると不安感情に襲われがちだ、友達に旅行に誘われるといつも憂うつだという方は、そういう性質だと思っておいて良いのではないでしょうか。

旅行で楽しめないとなるとなんか罪悪感のようなものが湧くと思うし僕がまさにそうなんだけど、仕方ないですよね。

似たような性質の人と一緒に旅行する方が楽か、正反対の人と一緒に旅行する方が楽かはそれぞれだろうけど、不安は錯覚で、肌に合わない動きをしているだけだと思えば、自分なりに楽しめる方法も探せると思うし、気が楽にもなるのではないでしょうか。

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