自分の作りたいものを作るVS人が求めるものを作る

自分で考える創作論

「自分の作りたいものを作るVS人が求めるものを作る」はクリエイターにとって永遠のテーマの一つではないでしょうか。

「自分の作りたいものが世の中の需要にマッチする」もしくは「世の中の人が求めているものがたまたま自分の作るものだった」のいずれかがベストなんだろうけど、多くがそううまくいきませんよね。

そうとなれば、僕らはどちらかを目指さなければならない。

とにかく自分が作りたいもの、自分が本当に表現したいもののイメージを研ぎ澄まし、本当に自分が渇望する創造を淡々と行う。世の中の評価なんてどうでも良い。

世の中の需要を感情、利害、両面から分析し、特定の誰かにとって丁度よいものは何かを突き詰めて考えて作り出す。芸術家というよりは職人に近い感覚。

どちらを選びますか?

どちらがご自分にふさわしいと思いますか?

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二者択一は流行らない時代ではないか

二者択一を迫ってみたものの、二者択一は流行らない時代じゃないかなと思っています。

相反する概念を目の前にすると、それが大事なことであればあるほど僕らはどちらかに賭けなければならない気がしてしまうけれど(僕だけかも?)、きっとそれは平成を飛び越えて昭和のやり方なんじゃなかろうか。

仕事と私どっちが大事なの?みたいな質問をされること自体がナンセンスと言うか。

今は仕事と生活のバランスを上手に取り、趣味と実益のバランスを上手に取り、自我と奉仕のバランスを上手に取る方法を模索してこそオリジナリティを発揮できる時代じゃないでしょうか。

芸術家やクリエイターは、自分の内にある創造の欲に突き動かされるままに、ときに寝食を忘れて没頭し、命を捧げなければならないわけじゃない。かっこいいですけどねそういうのも。

自分の表現に固執するあまり不遇の人生に終わっても、後に時代が追いついたときに評価を受ける、なんてことを受け入れちゃいけない。

進歩せよ人間。いつも今の時代を上手に、かつ全力で生きることができるはず。

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ブログを運営していると自分の書きたいものを書くべきか、世の中が求めるものを書くべきかの葛藤と戦うことになる

ブログを書いていたりしても思います。

それこそ今の時代、ネット上のツールを使えば、需要というものは簡単にリサーチできます。ブログに何を書くべきかなんてことは少し調べれば分かる。

今どんなことが調べられていて、今みんなどんなことに興味があるのかがわかってしまう。

つまり需要にこたえようとすることは簡単にできてしまう。

それでも僕は書きたいことを書きたかった。内側から出てくるものじゃなきゃ価値がないと思っていました。

しかし蓋を開けてみれば、僕が書きたいことはほとんど多くの人が求めていないものだということがわかりました。

一日に一回も読まれない記事が、数えてないけどたくさんあります。

しかし、長くやっていると自分が書きたいものと誰かが求めているものがマッチするものも生まれます。リサーチせず、書きたいことを書いたらずっと読まれ続けてるみたいな記事がどうしても生まれる。

振り返ると、(偶然ですが)検索キーワードが上手に配置されている記事でした。

ここから何を考えるか。

自分の作りたいものを、他人が求める方法で提供する

相反する概念を衝突させず、統一して考えることでより高度な解決を図る。

アウフヘーベンです。弁証法による解消です。正・反・合の考え方です。

「自分が作りたいもの」と「世の中が求めるもの」が正と反の関係にあるのなら、つまり自分が作りたいものが現状世の中の需要に引っかかっていないのだとすれば、それらを反対の矛盾する概念とみなさずに、統一する考え方をする。

ブログであれば、書きたいことを書くのだけど、記事タイトルはきちんとキーワードを組み合わせ、検索されやすい文言とすることで需要にこたえる記事に作り替えることができる。

小説、音楽、絵などなど、あらゆる創作物は売り方や見せ方をいくらでも工夫することができる。

その工夫の答えは残念ながら僕は分からないけれど、様々なことを試行することができる時代だと思います。

こだわるところはすごくこだわって、同時にこだわりの少ないところで試行を繰り返す

自分の作りたいものを作る。まずこれがめちゃくちゃ難題です。誰も自分のことがよく分からない。しかし自問自答を繰り返し、内省を繰り返し、試行錯誤を繰り返すことで、限りなく自分の理想に近いものを生み出すことができる。

それから売り方や見せ方を考えても良い。それはいくらでも妥協すれば良いし、流行りに乗れば良いし、成り行きに任せれば良い。

こだわるところはすごくこだわって、同時にこだわりの少ないところで試行を繰り返す。

この方法がスマートなやり方なのではないかと最近は思うのです。

 

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