web小説家は一人ぼっちで作品を完成させる「書く力」と「精神力」が必要だよな。あと編集力と宣伝力と色々全部必要だよな。

プロのweb小説家になることを考える上で一番重要な、覚悟をしなければならない点は、「なんでもかんでも一人でやらなきゃならない」ということ。

いわゆる世で言うプロの小説家みたいに担当の編集者がつくわけでもないし(フリーの編集者を雇うってことはあるのかな?)、校閲をしてもらえるわけでもない、宣伝してもらえるでもない。

基本的には一人ぼっちで何もかもこなさなければならない。

これはワクワクする事実でもあるけれど、気が遠くなる事実でもある。

頑張るでほんま。最強のぼっちになるんや……。

さて理想のぼっち小説家生活を送るためには、ざっと以下のような能力が必要になります。

 

  1. 小説を書く力(執筆)
  2. 小説を見直す力(編集・校閲)
  3. 小説を読んでもらう力(宣伝)
  4. 小説を書き続ける力(継続)
  5. 小説を問い続ける力(創造的破壊)

つまりスーパーマンでいる必要がある。僕にはどれもこれも足りない。

このa~e、もしかしたらもっとたくさんの要素を回転させていき、スパイラルな成長を思い描きながら小説を書き続けなければならない。

文壇で活躍するプロの小説家だってこのような能力は必要だろうけれど、現在活躍する小説家さんには信頼できる編集者さんがいたり、校閲のプロが全力で読んでくれたり、宣伝も誰かが自らの技術を結集したハイクオリティなものを仕上げてくれる。

創作活動における環境の違いっていうのは、文壇とWEBでは雲泥の差があると思わずにいられれない。

プロのweb小説家。ハードルが高い。

また、文壇で活躍する小説家さんたちが気まぐれにwebに降りてきたりしたらひとたまりもないことから、webではwebの売り方、見せ方というものを研究しなければならない。

以下、かく能力について少々詳しく僕の意見を書くと共に、参考になりそうな書籍(というか単に僕が読んだ書籍)を紹介していく。

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小説を書く力

これはプロだろうがアマチュアだろうが、文壇だろうがwebだろうが必要な能力に違いないです。

しかしweb小説家は、きっと文壇で活躍する小説家よりももっと早く、もっと多く書く必要があると思う。

例えばある文学賞を受賞して華々しくデビューした小説家さんは、実力と認知のされ方の点ではもうお墨付きなわけで、その後も渾身の一作に集中すれば良い。

一方webで小説を書いて生活するためには、実力と認知を自分の力で積み上げていかなければならない。

web上では発信の頻度などが重要な項目として上げられるけれど、例えばブログでもSNSでも毎日更新したり、決まった時間に更新したりすることで「活動している感じ」を印象づけられたり、「誰かの習慣に入り込む」ことができたりするので、更新頻度は高い方が良いと言われます。

「単純接触効果」は総クリエイター社会の現代ではだれもが意識せざるを得ない効果です。

だからここで言う「小説を書く力」というのはいわゆる「筆力」というよりはもっと単純な、とにかく書いて見せる力という感じ。

子どもが何か作ったら親のところに持っていて見て見てっていうほどの、自己満足と見せる対象であるwebに気安さを感じている必要がある。

 

『アウトプット大全』

 

小説を見直す力(編集・校閲)

これは自分の作品を批判的に見つめて、粗さがしをしたり、疑ったりしつづける能力です。

とても難しいですよね。時間をかけたり、長い間暖めていたテーマであったりすると、見直す力を発揮するのは難しいです。

大事にしたこと、時間をかけたことを批判的に見る、矛盾はないかを確かめるというのはとても精神力を必要とすることで、なかなかできるものではありません。

ところがこれをしなければ、上で挙げた書く力はついてもクオリティは上がらないまま。

本当に自己満足じゃダメだし、書くだけじゃダメなんですね。

子どもは完全に自己満足で、できたってだけで誇らしいからすぐお母さんとかに見てもらおうとする。お母さんもお母さんでできたってだけで嬉しいから褒める。

この繰り返しでもそれなりに上達はするだろうけど、ここに批判的な目が加わるとその上達度たるやきっとものすごいものになりますよね。

もうちょっとこうした方が。ここのところ全然リアルじゃない。理想とするものと違う。お母さん以外も喜んでくれないとダメだ。批判的に批判的に。俺は絶対に間違っている、と思い続けること。

そういう、自分に厳しい態度を持って、なおかつやり続ける、見せ続ける。

これには精神力が必要です。本当に批判的な態度が強くなりすぎたら、人様になんて見せられない、となってしまいますからね。

 

『編集者・ライターのための必修基礎知識』

小説を読んでもらう力

一目に触れることが大事です。

一目に触れれば、それなりに反応がかえってきたりする。見られれば見られるほど、その可能性は上がる。そして本物の他者の批判は、ダイレクトに上達に繋がるし、自分の信念を確かめるものさしにもなる。

プラットフォームを分散していろいろな層の人に読んでもらうとか、何度も自分の作品をツイートして単純に見てもらえる確率を上げるとか、そういう工夫が必要になります。

やるかやらないかだけなんですけど、これもなかなか難しいですよね。

僕も自分の小説を何度もツイートするの抵抗あってやってないし、プラットフォームを替えたり増やしたりするのも勇気がいります。

今は小説をnoteで書いているけど、「youtubeで読む短編小説」チャンネルを作ってみようと考えています。

てか作りました。

以下が最初の投稿。『犀』という話を書きました。youtubeで書こうかな、だいたい7分くらいが限界ということは2500から3000字くらいの話かなって考えて書いたものです。

つまりyoutubeで動画を作ろうと考えなければ絶対に書かない作品でした。

めっちゃショートショート書いていくので良かったらチャンネル登録お願いします!

4部屋くらい、違った環境で執筆していきます。部屋によって作品のテイストが変わっていくんじゃないかなという予感があります。

 

小説を読んでもらうことに加えて、このチャンネルは旧佐藤医院の執筆環境を宣伝するための動画です。内容はもちろん、環境や動画自体のクオリティを上げていかなきゃと思うけど、バリエーション豊かな執筆環境を伝えることができるのではないかと思いました。

何がうまくいくか、どこで誰の目を惹くか分からないからこそ一歩踏み出すのが難しいです。

すべったらどうしよう、無視されたらどうしよう、誰も何も言わないけど鼻で笑われてたらどうしよう。そんなことを考えてしまいます。

しかし見せなきゃ始まらないのですよね。

SNSのフォロワーを増やす

見てもらう確率を上げるためには、単純にSNSのフォロワーとかを増やす必要があります。

これも難しいですよね。ツイッターを最近意識的に利用することにしてるのだけど、意味あるのかなあ?とか、どんなツイートすれば良いのかなあ?とか悩んでしまいます。

僕が今後意識して呟こうと決めたのは、小説のネタになりそうな発想だったり、創作環境についてだったり、とにかく小説を書く人、物語を考える人のためになりそうなことです。

特に、先ほどのyoutube動画の件においてもそうですが、執筆環境についてを僕は重視しています。

人のパフォーマンスはほとんどが「環境」に依存していると考えているからです。だから僕は田舎に執筆環境を整えました。この環境は他人に貸し出せるものです。

環境が良ければパフォーマンスはあがり、上達速度は上がる。才能や実力は環境の上に成り立っているものだと僕は思う。

@neotenibok_kzy

僕のツイッターアカウントです。よろしければフォローをお願いします。あまりに世界が隔たっている!と感じない限りフォローバックしてます笑。

ついでに、以下はnoteのアカウントです。短編小説をアップします。

小説の見せ方としては王道だと思っており、個人的に大切にしている場です。

常夏という名前は雪国北海道に住む僕の憧れをぎゅーっと凝縮したものです。

弓永常夏

 

小説を書き続ける力(継続力)

小説を書き続けるのに必要なのは才能か?

書けないー!!となると僕らはつい才能がないとか、頭が悪いとか思ってしまう。結局自分はそれほど本気じゃなかったんだ、熱くなれないで、中途半端なんだって責めてしまう。

僕はそうじゃないと思います。

やはり環境。小説を書くというマインドになれる環境に身を置くことが必要だと思う。

環境とは場所に限らず、道具、メモなどの習慣、自分のライフサイクルを知らないこと、生活がルーティンすぎることなどが挙げられると思う。

例えば僕はポメラを買ってから明らかに小説を書く量は増えました。

ポメラを開いたら小説を書く、あの部屋は小説の部屋と決める。そんな感じで、条件反射的に脳みそのスイッチを入れ替えることで、才能はなくても作品を量産できると考えています。

youtubeの動画撮ってるときに気付いたのは、後ろから撮られると監視されているような気がして、嫌でもキーボードを叩かなきゃならないので何となく書けてるということ。

才能がないんじゃないし、熱量が足りないんじゃなくて、書けない場所にいる、書くに至る精神の手続きを踏んでいないというだけなんじゃないか。

※このあたりの話は、メンタリストdaigoさんのニコニコ動画チャンネルで聞いた話に影響を受けています。

具体的にどの回で何を言っていたかは覚えていないのですが、例えば

理由もなくやる気が出ない「無気力状態」脱出法(動画)

などは何度か見返してますね笑 

どれほど理由もなくやる気が出ない日が多いのか。

何かをしようと言うときにぶち当たる悩みに科学的根拠のある答えを教えてくれるのでとても参考になるのでおすすめです。

動画見てる時間ないよ、という方はブログ記事でもまとめられているので以下からどうぞ。

理由もなくやる気が出ない「無気力状態」脱出法(ブログ)

この他にも、自分の活動を続けたり向上させたりするのに役立つ知識がたくさん聞けるので興味ある方は登録してみると良いでしょう。

小説を問い続ける力(創造的破壊)

小説とは何か?を具体的に考えるための25の質問

という記事を書きました。

答える(記事にする)の遅いけど日々考えます。小説ってなんだ?小説を書いてどうしたいんだ?小説を書いて表現したい本当のことは?

小説はこういうものだ!っていうバイアスは誰でも持っていると思います。

小説を書きたいと思う人であればなおさらだと思う。自分が触れてきた小説、自分がすごいと、美しいと感じた小説は親みたいなもので、絶対にあんなものを書きたいというのがあるはず。

そういうものは必要だと思うけれど、同時にそのバイアスを疑ったり、現代的に組直せないかを考えたりすることも重要だと思う。

小説も常に進化しているし、時代というものを反映している。この時代に生きる僕らが書けるものは何?僕らが書いた小説はどのように人の心に届く?そういうことを考えて、あえて自分の中にある小説像を崩すという作業も必要だと思う。

 

『本を読むときに何が起きているか』

『新しい小説のために』

 

以上を実践すると同時に

小説を書くうえでどんな努力と訓練をすれば良いか考えた。作家になるためのマンダラチャート

え書いたようなことを実践していけば、僕はある種の感動を届けられる人間になるかもしれない。

あ、リンク開くの面倒な人のためにマンダラチャートだけ貼っておきますね。

 

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