発想と行動を記録する

ここではないどこかへ願望と、人生2週目強くてニューゲーム感覚

近代とは、世界中のひとびとがいやおうなくさまざまな思想に巻き込まれながら、現在の自分の状況について考え込まざるを得ないようになった時代であった。 それ以前は、宗教や身分や習慣がひとびとの心を占めていて、生活もそれに従っていればよかったのだか...
自分で考える創作論

『書きあぐねている人のための小説入門』は何度も読んだけど、保坂和志の小説を読んだことがない

僕が小説を書こうと思ったきっかけの本でもあり、実際書きあぐねる度にページをめくることになる『書きあぐねている人のための小説入門』を僕が気に入っている一番の理由は、多分作者の名前「カズシ」が僕と同じだからだ。 書きあぐねている人のための小説入...
まちづくりを考える

夕張に現れた「清水沢コミュニティゲート」を知っているか

文化的な営みに焦点を当てる地域が多くなってきたように思う。 何か観光客がわんさか集まるビジネスをしよう、とにかく何かで名を挙げよう、というよりはむしろ、その地域の内側にある暮らしや会話、長い時間をかけて培った文脈や歴史というものの価値を大事...
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発想と行動を記録する

わがままで繊細な僕らに必要な、主観が溢れる情報について

地球って奇跡的な環境だよなって、なんかネイチャー系のドキュメンタリーだかを見ていたときに考えたことがあります。 あ、うそ。 映画ドラえもん『のび太の創生日記』を見たときだったかもしれません。 いつだったか詳しいことは忘れたけど、とにかくこの...
どうやって、ここまで来たの

面白ハンターを町に呼んでみた

譲っていただいた空き家に、『面白ハンター』を運営していらっしゃる山本哲さんを招いて、少しの間住んでみてもらうことにしました。 偶然目にしたこの記事↓を読んで連絡したのがきっかけです。 新卒入社5ヶ月で会社を退職、独立します。   一月毎に移...
コミュニティ・メカニズム

ゆるキャラは現代の神話になるか

神話は繰り返し語られてきたから伝えられてきたのである。ではなぜ繰り返し語られてきたのだろうか。その伝えてきた社会がそれを要求してきたらからに違いない。その社会を存続させていくためである。――中略――しかしこの世である限りさまざまな問題が起こ...
好きな作品と雑談

ジジ・グラビティ

じいちゃんがろくにご飯を食べられなくなって数日が経ち、点滴に通う回数も増え、いよいよ入院した方が良いのではないかと思われ始めた頃。 自力では二階の寝室に上がることもできないほど衰弱して、居間のソファベッドで寝るようになって、眠る時間もだんだ...
自分で考える創作論

【重松清】『疾走』みたいな、疾走感のある文章を書きたい/人を走らせる文章について

「疾走感のある文章」という言葉を聞くことはあるけれど、この疾走感って文章の一体どこから生じるものなのでしょうか。 早口を演出すること、テンポよくコロコロと単語を置くこと、句読点の使い方で読むスピードを操作すること、それで文章に疾走感は生まれ...
コミュニティ・メカニズム

物語(フィクション)の不足が田舎の閉塞感を招くってシナリオ

僕たちにはなぜ物語(フィクション)が必要なのか では、まだ ”フィクション” が必要な理由が曖昧だったかもしれない。 なぜとりわけ「作り物」が、「虚構」が、僕たちには必要だと言うのかが伝わらない。 「事実は小説より奇なり」とも言うし、現実が...
発想と行動を記録する

小説を読む意味/なぜ僕たちには物語(フィクション)が必要なのか

一つの例外もなく、とは言えないけれど、僕らが普段触れる小説や映画の主人公はいつも困っている。 とにかく困る、困る、困る。 困ることの連続、参ったなー勘弁してくれよってことの連続。厄介なことに巻き込まれてしまったり、ときには自分から首を突っ込...
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