樺沢紫苑著『アウトプット大全』読みました。
こういう本を読むとモチベーションがあがりますよね。
内容について詳しく解説したり要約したりはしません。
『アウトプット大全』読んだよっていうアウトプットをしようと思います。
「アウトプット大全」を読んでからぼくのアウトプット欲は高まり、ここ何日か頑張って外に出そう表に出そうとしているのですが、果たしてどれくらい持つでしょうか。
できればこのままアウトプットが習慣となっていけば良いですね。
じっくり読まないでモチベーションが高まったらアウトプットしよう
かなり斜め読みしました。
だって、『アウトプット大全』なんて、アウトプットを目的とする書籍に違いありませんから、とりあえずモチベーションがあがれば本なんかなげうって自分のアウトプットに心血と時間を注いだ方が良いでしょう。
アウトプットの話をされるとアウトプットがしたくなる。その悶々とした感情が逃げないうちに、頭の中にあるものを吐き出すことが大切だと感じました。
それでも、アウトプット法が間違えていたり、そもそもアウトプットについての勘違いがあれば困るので(アウトプットしてるだけという状況もなかなか辛いものがありますよね)小分けにして確認する、という感じの読み方をしました。
幸い、各項目ごとに簡単な図解がページの最後に載っているので、見出しとイラストを流し見するだけで内容は把握できます。
インプットに関する勘違い
アウトプットに関する勘違いというよりも、インプットに関する勘違いがあったかなと感じました。
一言でいえば、自分のインプット能力を過信してた。
きっとこれは多くの方がそうだと思います。
自分が触れた情報は、きちんと頭の中に入ってると思い込んでる。もしくはきちんと頭の中に入っていないことは分かってるのに、そのことを信じまいとしている。
記憶は必ず薄れ、情報にはバイアスがかかり、時間が経てば経つほどインプットしたものは劣化していく。
だけど僕なんかはどこか、とにかくインプットしたものは頭のどこかで成熟し、いつか洗練された情報として表に出てくると思い込んでいたフシがある。
過去に読んだ本の記憶は、ほとんど「読んだ」という記憶でしかないことが分かっているのに、それらは自分の血肉になっていると思い込んでる。
アウトプットについての重要性、コツ、具体的な方法が300ページにもわたって説明されている『アウトプット大全』を読み進むにつけ、インプットを過大評価するな、アウトプットを見くびるな、というメッセージが突き付けられる。
アウトプットは技術だ
アウトプットは技術だ、と感じました。
当たり前だろと思われそうですが、当たり前に感じるわりにアウトプット力を磨こうとしてこなかったなということに気付くと思います。
意識してやればとても面倒で、アウトプットするぞと意気込むとなかなか重い腰が上がらない。
どんなときもアウトプットは辛い作業だった。小さな頃から、良い大人になっておじさんになっても、アウトプットに使うエネルギーの消費にはなかなか慣れない。
だからこそ、改めてアウトプットのことをよく知る必要があるように思います。
アウトプットを続けるために、アウトプットの重要性を知り、アウトプットに関する小技を習得する必要がある。
アウトプットは目的を持ち、いつも意識的に行い、結果が得られるように調整していく必要がある。
なんでアウトプットするんだろう?
なんで?と言われればそれまでだし、ぼく自身なんでそんなにアウトプットせなあかんのよって思うところがあるんですけどね。
成功に繋がってるからという漠然とした動機はあるけど、成功ってなんだよ、とも思うし。
だけどそういうモヤモヤとか迷いとか悩みもすべて、吐きだすと楽になるという面はあって、そういう堂々巡りのストレスを昇華させるための、精度の高い思考のためにアウトプットってあるんだよな、と思いました。
何というか、アウトプットっていうのは常に一歩であって、一手であるように思う。
険しい山を登るとき、這いつくばってでも一歩、もしくは一手を付きだせば、必ず微動ながら状況が変わる。
目覚ましい成果じゃなくても、必ず成果になるということです。それで、頂上を目指そうとするか町に戻ろうとするかは違うだろうけど。
何かを一つ記憶する、何かを一つ形にする。そういうことを繰り返せば、そのうちどこかに辿りつく。そのどこかについても、精度の高い思考で明確にイメージできるようになれば大したものだと思う。
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