一度サーッと逃げて、ただ再挑戦するとすんなりうまくいくことってありますよね。
ただしこれは人生の話というよりも、僕が強く実感しているのはゲームの中での話。
僕はゲームと言えば専ら一人でRPGをする子どもだったのだけど、一旦逃げてもう一回やったら勝てることってけっこうあることをこのときに悟りました。
敵が強くてあっと言う間に負けそう、ダメや!というときは、潔く一回退却する。
そんでとりあえず回復だけして再挑戦するとすんなり勝てたりすることがある。不思議だけど。レベル上げとか、装備変更とか、そういう努力をしなくても勝てることがある。
で、これはもしかしたら人生でも同じことが言えるのかもしれないけれど、僕ら人生で「再挑戦」をするときってもう少し努力しないと無理、準備をしないと無理と思ってしまうな!という話を書きます。
何も考えずに再挑戦でうまくいくことって現実でもけっこうあるんだろうな
ゲームだから多少無謀でも「さっきあっと言う間に負けた相手」に挑戦することができるのですよね。
でも人生だと、一度全然ダメだったことって(少なくとも現状のままでは)再挑戦することってほとんどないと思います。完全なる運の勝負(ギャンブルとか?)だと分かってるものじゃなきゃ、すぐリトライ!ってなりませんよね。
試験に簡単に落ちてしまったらもう一年くらい勉強しようってなるのが普通だと思うし、失敗したイベントとか企画ってそのままもう一回やろうってならないと思う。
しかも、実際そのままだと成功率は低いし、再挑戦のリスクは高い。お金がかかったり、恥をかいたり。
でもこの世はどんどんゲームめいてきているというか、たぶん本当にゲームだと思うから、意外に一回全然ダメだったことでももう一回やったらすんなりできてしまうこと、成功すること、勝利することってあるんだと思う。
ゲームも人生もあまり変わらないみたいだぞ
ゲーム内でどうして努力せず一旦回復だけして再挑戦するだけで敵に勝てることがあるのか。
これを考えておけば人生のヒントになるかもしれません。
一つは、プレイヤー(僕ら)が無意識レベルで学習してるってことが考えられますね。ゲームキャラクターの経験値は上がっていないけど、僕らの経験値があがってる。これは現実の人生でもおおいにあるだろう。
一つは、敵の行動がある程度ランダムで、行動の組み合わせ、噛みあわせによって難易度が変わることがけっこうあるってことが考えられる。
1ターン目で強力な全体攻撃をされるのと、状態変化を起こす単体攻撃をされるのとでは違う。これも現実の人生でありえる。
試験だったら問題の変化とか、何か披露するイベントやお仕事ならお客さんの違いとか。
なんと、これくらいしか思い浮かばない。ということは、ゲームも人生もあまり変わらないということになる(なるか?)。まあ、なる。
勝利の閾値を見極める
前提として、圧倒的なレベル不足ならそりゃ努力しないと勝てない。ゲームでも人生でも。
でも、主観的にはコテンパンにやられたとしても、実はあとちょっと、「一旦逃げて立て直す」っていう経験を積むだけで結果がガラッと変わることがあると思います。
コップからあと一滴で水がこぼれる、というライン。勝利の閾値。
ゲームだとなんかすぐ分かるんですよね。この勝利の閾値が。
あ、これは運とかの問題じゃねえわ普通にレベル不足だわって負け方と、これはもう一回やれば勝てるだろっていう負け方の違いが分かる。見た目には一緒でも、感覚で分かる。
ところが人生だとこれが分からない。分からないから再挑戦までに時間がかかりすぎてしまう。
挑戦し、やり続けることが大事って話になるのか
一つ挑戦して主観でダメだったとしても、ほんの一息ついたら特に努力せず再挑戦って癖をつけると良いのかもしれないです。難しいですけどね。やっぱり現実の人生ではリスクがあるから。特に恥をかくのがきつい。
でもゲーム内みたいに、これは全然ダメな負けで、これはもう一回やれば勝てる負けだって区別がつけられるようになるには、無謀に見える再挑戦という経験が必要なんでしょう。
だから月並な結論にはなるけど、倦まず弛まず挑戦し、やり続けるってことが大事だ結局。失敗しても恥ずかしくないくらいに挑戦して、思いついたことは全部やって。ダメでも一旦休んでもう一回やって。
こうして僕らの経験値は上がっていって、気付けば大きな物語に乗っかってた、みたいなゲーム的展開を見ることができる可能性が上がる、という算段。
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