読書家3タイプ診断/読書の動機、定義、意義の違い/本を勧めるときの違い

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独断と偏見で読書家を3つのタイプに分けました。

それぞれ読書に向かう動機、読書の定義、読書に求める意義が異なると仮定しています。

本来分ける必要のないものを無理やり分けて考えてみることで、それぞれどんな風に本を勧めるべきなのか、などに違いがあるのではないか、という仮説を得ることができました。

3タイプです。

  1. 知的好奇心の満足と実利を求める読書家
  2. 精神安定と自己肯定を求める読書家
  3. 静かな興奮と感動を求める読書家

それぞれの

「読書に向かう動機」

「本を読む時間がないときの感じ方と行動」

「旅行先に本を持ってくるのを忘れたときの対応」

そして

「どんな風に本をお勧めすると効果的なのか」

という項目を利用し、それぞれの違いを浮き彫りにしてみようと思います。

※すべて断定で書きますが、あくまで独断と偏見によるものです。

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知的好奇心の満足と実利を求める読書家(タイプA)

知的好奇心の満足と実利を求める読書家(以下長いのでタイプA)にとって、読書とは自分の人生に利をもたらすものであるという認識。

読書はすべきだし、読書によって人生が豊かになると考えている。

話題のビジネス書、自分の仕事や人生を豊かにするヒントが書かれている本を好み、読書と言えばこの類の本を読むことを指す。

教養として文学や詩なども読む。歴史的背景や時事と絡めて自分の頭で考えながら読み、教訓として自らの血肉にする、読書の恩恵を受けやすい読書家。

本を読む時間がないときの感じ方と行動

自分の時間の使い方もしくは精神的余裕のなさに問題があると見定めて改善しようとする。

読書時間が取れるかどうかが、そもそも時間を有効に使えているか、自分に投資ができているかという観点のパロメーターになっている。

オーディオブックを使えば手が塞がっているときや少し目が疲れているときなども読書ができるため積極的に活用する。

旅行先に本を持ってくるのを忘れたときの対応

プライベートな旅行での隙間時間に読書をしようと思っていたが忘れてしまった。

そういうとき、タイプAの読書家は途中で新たなものを購入する、書評サイトや動画などで内容を予習(もしくは復習)する、むしろノートに自分の思考を書き連ねる時間とする。

切り替えが早く、必ずしも読書に固執せず、自分が今できることをやろうとする。

知的好奇心と実利を求める読書家に本を勧めるとき

この本を読めば、こういう問題を解決できる、このような問題に対する知見が深まる、という風に、いわゆるベネフィットを提示することが必須。

文学や歴史書、自伝なども「教訓」や「ジレンマ」、「哲学的な思索を促す」といった方法で、思考を深めるのに良い本だと紹介する。

知的好奇心が強いので、この本はここがすごい、ここが特異、と言った風に一言でインパクトのある「謎」や「脅威」を示すことができれば良い。

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精神安定と自己肯定を求める読書家(タイプB)

精神安定と自己肯定を求める読書家(以下タイプB)にとって、読書は自分の時間を守り、自らの存在を肯定するのに必要なものだという認識。

何かを得るためには何かを差し出さなければならない、痛みのない教訓に意義などないのだから、と言わんばかりに、読書にはある程度の苦痛を求める。程よい苦痛(多少のストレス)がなければむしろ不安になる傾向がある。

苦痛を伴わない読書にはあまり意義を感じず、楽しむだけのエンタメならアニメや映画で良かったなと考える。

本を読む時間がないときの感じ方と行動

本を読む時間がないときは、読書時間を奪う対象を憎らしく思う。

自己を保持するために必要な読書時間を奪う仕事や人間関係を脅威に感じ、気持ちが淀んでいく。解放された瞬間にすごい勢いで内に引きこもる。

自分の時間を得て、読書に没頭するとようやく、仕事や人間関係の苦痛が自分の人生を豊かにしているのだ、と考えるにまで回復する。

旅行先に本を持ってくるのを忘れたときの対応

タイプBの読書家にとって本は持病の発作を鎮めるためのお薬であり、ちょっとした旅行に、もしものときのために持っていくはずの本がかばんに入ってないと気づいたときには強く焦り、動揺する。

いつものお薬であるので、信頼する作家の新作、すでに何度か読んだ本、持っているだけで安心する本を選ぶ。

よって、出先で別の本を買うか?という選択肢もなくはないが、信頼する一冊(もしくは複数冊)を持ってくるはずだったのだから、ちょっと書店で隙間時間に買った本では役に立たないことが多く、無駄遣いになってしまうので泣き寝入りをする。

腹をくくって旅行を楽しもう、という感覚になる。

精神安定と自己肯定を求める読書家に本を勧めるとき

タイプBに本を勧めるのは非常に難しい。

そもそもタイプBは自分が求める本を気分や精神バランスに従って選ぶ傾向があり、絶対的におすすめできる本というものが存在しない。

信頼する人、憧れている人のおすすめであれば手に取る可能性は高いが、例えば友達やこういったブログに「面白いから」とか「○○大賞を受賞していて人気だ」と勧められてもあまり響かない。

意外に「こんなに分厚くて文字が小さい」とか「読み切れるわけない」とか「前半は苦行が続く」という風にMっ気に訴えかけるといつか絶対読もうと決意したりする。

読み切ることで自分をちょっと褒められる本が好き。

静かな興奮と感動を求める読書家(タイプC)

静かな興奮と感動を求める読書家(以下タイプC)にとって読書は、自分の時間を大切にしつつ、静かな興奮と感動を得ることができる娯楽。

思い切り騒ぎたい夜もあれば、お家でまったり雨の音を聞きながら読書に耽りたい夜もある。

精神の調整と言った意味ではタイプBと重なるところがあるけれど、タイプCはリラックスやデトックスといった意味合いが強く、タイプBのように読まなければ自己肯定感が感じられず、人生が廃れる、という風に神経症的な気分はない。

本を読む時間がないときの感じ方と行動

本を読む時間がないときは読書のことを忘れることができる。

本が読めないなら音楽を聴けば良いと思っているし、アニメ、ドラマ、映画など、自分の人生を豊かにするものは外にもたくさんある。また友達や同僚との時間の方を優先することに罪悪感も葛藤もない。

旅行先に本を持ってくるのを忘れたときの対応

そもそも時間があれば読もうと思っていた程度なので忘れてもあまり気にしない。

もっとそもそもなことを言えば、旅行先に本を持っていく意味がよく分からない、という人もいる。

持ってくるはずだったガイド本などを忘れると、せっかく用意したのに残念と思うけど、まあ最悪ググれば良いかと思ってるので大したダメージはない。

静かな興奮と感動を求める読書家に本を勧めるとき

〇〇賞受賞作とか、今度映画化する小説、という風に勧めると素直に読んでみようと思う。

ブームやヒットを作るのはタイプCなので、本の紹介はこの層に向けたアプローチが多い。

また、作家の人間性などを本を読む手かがりにすることもあれば、本から作家の人間性を好きになりファンになることもある。

読書家タイプ診断

ご自分はいずれかのタイプに当てはまりましたか?

僕が勝手に考えたことですが、日常的に本を読む人はこのいずれかに当てはまるのではないかと思います。

また、当然きれいに分かれるわけがなく、複数のタイプが混ざっているという人が多いのでしょう。

なぜ読書家のタイプを分けて考える必要があったかというと、本を読む人はどんな風に本を選び、本を手に取っているのだろう?ということを深く考えたかったからです。

この本はこういうタイプの人に手に取ってもらえそうだな、こんな本はこんな人に楽しんでもらえそうだなということを考えながら、記事作りをしてみたらどうだろうと思いました。実際にはここからさらに心理を深堀する必要がありそうですが。

もしブログやツイッター、もしくはインスタなどで書評をしている人で、参考にできそうだと感じる方がいらっしゃれば、参考にしてみてください。

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