自分で考える創作論

自分で考える創作論

全集を作れるくらい書こう

図書館に行って何となく本棚を眺めているうちに気付いたことがありました。 有名な小説家には全集があって、その執筆量は膨大である、ということ。 当たり前のことなのですが、改めて考えてみるとすごいことです。 いつだったか本棚の前で全集を物色してい...
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小説の必要性を考えると小説は消える

小説を読む意味/なぜ僕たちには物語(フィクション)が必要なのか という記事をかつて書いておいて何なんだけど、小説の必要性を考え始めると小説は消えるなという感覚があって、この記事ではそのことを書こうと思います。 昨今では出版不況と言われます。...
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小説は読んでいる時間の中にしか存在しない

「小説は“読んでいる時間の中”にしか存在しない」 僕が小説を書こうと思うようになったきっかけになった本の一つ、『書きあぐねている人のための小説入門』の中でこのようなトピックが語られていて、最初これを読んだとき目から鱗だったのですが、最近はよ...
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1万字あればできること

小説を書きながら、こんなことを考えることがある。 この小説を読む人は、どんな状況でこれを読むんだろう? ネット上で公開している小説は、どれも1万字前後で納めると決めています。 一万字程度ならおそらく読むのにかかる所要時間は10分~15分程度...
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小説を書くのなら頭が良くなければならないのか

小説って頭が良い人が書くものなんだろうかとか、頭が良くなければ書けないんだろうか、もしくは、頭が良い方が良いのだろうか。 頭が良い方が良いんだろうかって疑問がまずもってバカっぽいんだけど、でもたまに考える。 漠然と頭が良いと言うと、「学歴が...
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noteでスキを付けられると嬉しい。あわよくばボツのボタンも欲しい。

noteで短編小説を公開しています。 noteで公開するのは1万字前後の作品。 1万字という長さは、ネット上では、読まない人は手を出さない文字数だろうと思うし、読む人はまあ読んでも良いかなあという長さだと思うのです。 そして僕が短編小説好き...
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芥川龍之介『羅生門』の一番怖いところはどこ/作家の好奇心

初めて芥川龍之介の『羅生門』を読んだときに感じた得も言われぬ怖さ。 その正体がふと捉えられた気がしたので記事にします。 色々な怖さが立ち込めています。 仄暗い雨降りの景色の中で佇む下人。面皰(にきび)に焦点を当てられるところ。楼閣の中に転が...
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朝起きるモチベーション低すぎ問題を、「マジックアワー」が克服しそうな話

朝、起きなければならない必要性が乏しい。 いや必要性があるのは分かっているのだけど、必要性にモチベーションがついていかない。 「おっしゃ起きるぞ」じゃなくて、「あああ。起きなきゃ…」で繰り返す毎日にほとほと嫌気が差しつつある。 子どもの頃は...
好きな作品と雑談

劇団四季の『ライオンキング』で感動して、人為は美しいと思った話。

刻一刻と移り変わる空の色を眺めながら、こんなことを考えた。 世の中は自動的に動いている。 青空が夕焼けのオレンジ色に変わって、紫色の帯が生まれ、そして濃紺の夜がやってきます。 夜になれば月の黄色が濃くなりながら天穹の輪郭に沿って昇っていきま...
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悪夢を伝えられないとき文才のなさを思い知る

ここ最近、「悪夢」についてずっと考えている。 前回は 「ホ・オポノポノ」が「悪夢を見たい!」を叶えてくれた という記事を書いたし、その前の クマよさらば では実際に僕が見た悪夢について少しふれました。 今までに見た悪夢はいくつあるだろう。 ...
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